カテゴリ:療育と構造化
今朝ふと思った。
げんはゆっくりだけれども確実に成長しているって。 最近、睡眠のリズムが崩れているげん。 朝4時からうぉーうぉー言っていた。 そのあと6時から2度寝。 以前なら恐くて起こせなかった。 2度寝して無理やり起こすと発狂する? でも、今はちょっとぐずるけど 自分で身支度。ちゃんと学校に行けます。 そのとき、ふっと気がついた。 「げん、がっこう、やすむ?」 と私が聞くと ぶんぶんと首を横に振る。 「じゃあ、がっこう、いく?」 と聞くとうんうんとうなずく。 すごい!イエス・ノーがはっきりとジェスチャーでわかる。 誰が見ても一目瞭然だ。 以前は、なぜか?ノーを待つというマカトンサインでやっていた。 これはたぶん、学校に入ってすぐ みんながトイレに行くときに誘われて 「行かない、待っている」 にはじまっている。 つまり、彼の中で拒絶はすべて「待つ」のサインなのである。 マカトンはほとんどの人が知らない。 だから、とても誤解を招いた。 でも・・・ 今はちゃんと誰にでもわかるジェスチャーだ。 マカトンがあまり通じないことを感じたのだろうか? 知っている人の間ではとても有効なコミニケーションなんだけどなあ。 ある日トイレに行く!と小股を指して私たちに訴えた。 私が「いいよ」と言うと 彼はトイレに向かった。 それを見たパパは 「なんでいちいち聞くの?」 と聞いてきた。 これは・・・ 集団生活の中で突然トイレに行きたいからと言って 勝手に行くと心配をかけるので トイレに行くときには必ず事前に知らせるように 練習しているのだ。 現に、校外学習のときや外に出たときに 勝手にトイレに行かれると本当に困る! と言う話をたくさん聞く。 げんはちゃんと集団生活ができるようになってきている。 いくら言葉がでていても 出先で勝手にトイレに行かれたり 遊具のところに行かれたら 引率する方はたいへんだろう。 しかし、げんのように全然話せなくても 最低限のコミニケーションをジェスチャーやカードでとれれば・・・ もしかして、就職できるかもしれない? とちょっと希望を持った朝でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/30 07:29:12 PM
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