今日、養護学校お母さんたちと学校の帰りにどこによるか？
という話をしていた。
ある子は電車に乗ったり、ある子はお店で玩具菓子を買ったり・・・
他にも休みの日はサービスエリアに行くとか
水族館に行くとか・・・かなりいろいろである。

うちは子どもが３人いる。
休みの日は人が多いし、１人で３人の子はいっぺんにみれない。
なので、基本的には休日はほとんど外出しない。
だから、なるべく１対１のときは
その子の要求を聞いてあげることにしている。

げんは電車で帰るときはいつも駅のコンビニでアイスを買う。
これもかなりよくなったほうで
昔はこんなにどうするの？
と言うくらい玩具菓子を買わされたことがある。
でも、今は食べ物。しかもひとつだけという約束。
だけど、それを見ていたほかのお母さんたちが
「げんちゃん、太っているんだからだめだよ！」
「お母さんが負けちゃうからだめなんだよ！」
と口々に言う。
でも・・・
みんな一人っ子のお母さん。
たぶん、このときだけがげんの自由な時間というのを理解していない。

兄弟がいるというのは本当に大変で
いつも競争である。
とった、とられたといつもけんか。
健常児とか障害児とか関係なく
いつも戦っている。
特に３人というのはそれぞれに役割が違うと言うか？
立場が違うと言うか？
それにげんは弟であり兄である微妙は立場。
これをうまくこなさないといけない。

だから、家の中ではげんは私に頼らない。
いつも自分で自分のことをする。
何か欲しくても我慢することが多い。

唯一通学のときだけは自分を出せる。
わがままを言える。

でも、一人っ子の親というのは特殊で
いつも１対１対応。
だから、いつでも同じ対応でわがままを言わせないように
がんばっている。
母であり、姉であり、友達であり・・・
だからすごく大変なのだ。
それからみると私はすご～く怠惰な母親に見えるのだろう。
げんにわがままを言わせるとブーイングの嵐。
「お母さんが甘いのよ！」
「だめなお母さんね～」とこんな感じ。
はははははは。障害児の母親は障害児の母親に対してかなり厳しい！

でも・・・
そりゃ無理なのよ。
みんなと同じようには育てられない。
子どもにも息抜きが必要なのよ。
じゃあ、一度うちに来てみ～
一人っ子の子にはいられない世界だから。
げんは毎日その中でたくましく生きている。
だからたまにアイスくらい食べてもいいじゃん！
と思い、今日もだめ母とブーイングされながら帰ってくるのでした。
はははははは。