カテゴリ:余暇
私は正直ってげんにはお勉強的なことはなにも期待していなかった。(ごめんね)
げんは状態がよければいろいろなことができるし 悪ければこだわりが強くなり最後には自傷をする。 自傷は・・・ 目の前で見ればわかると思いますが それはそれは壮絶な光景で・・・ これだけは絶対にやって欲しくない。 そう願ってげんの余暇支援に努めてきました。 余暇が充実していれば げんのストレスは解消され自傷がなくなる! まあ、基本的に自傷の原因になるようなことが なくなればいいのだけども それだけでは不完全で。 お仕事が辛いサラリーマンも 帰りに一杯ひっかけていけば また明日もがんばれる!!というのと 同じことで・・・ だから、あまり課題もやらず ひたすら彼の余暇支援をしてきました。 でも・・・ 実際に、そうしてみると あら不思議。 彼は文字を読んだりおえかきができるようになったり かんたんなものであれば かなりいろいろなものが組み立てられるようになりました。 単語でのやりとりや 外に出たときの汎化 どれも全然期待していなかった(ごめんね)ことが 次から次へとできていく。 ガイヘルさんがこんなことを言っていました。 「お母さんは頑張りすぎてはいけない」 お母さんが頑張り、すべてをやってあげると 子どもは他の大人とのコミニケーションをしなくなる。 というのだ。 確かに・・・ 彼を外に出すのはかなり勇気がいる。 できないこともいっぱいあるけど げんは外ではそれが通じないことをよく知っていて とてもがんばる。 がんばると家では反動がある。 「こんなことなら私が見ていれば・・・」 と思うこともあったが げんはどんどん反動がなくなり コミニケーションがうまくなっていった。 昨日も突然 「おかあー?ん、ご・は・ん」 と言われたときはとてもびっくりした。 この子は一生しゃべれないもんだと思っていたから。 でも、誰にでもわかる発音で 「おかあー?ん」と言えた(かつぜつは悪いけど) これもみんなげんを支えてくれた人のおかげだと思う。 養護の先生やガイヘルさん 療育の先生や松風園の先生たち。 ディサービスやショートスティのスタッフの方々。 本当にありがとう。 感謝感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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