テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:養護学校
K君のお母さんから電話がかかってきた。
K君は・・・ あまり詳しいことは言えないが・・・ 母曰く高機能の子で知的に高いそうで。 確かに文字も読めるし会話もまあ成立する。 しかし、1年ほど前はげんと同じ状態で、ひどいもんでした。 でも、げんは通常の(他の子と同じように)学校生活が またできるようになり K君はまだ同じ状態。 たぶん、担任がよかったのだろう。 とK君のママが言う。 「どんなことしてもらったの?」 「スケジュールとかカードとか指導してもらった。」 「それだけ?ああ、うちの子と違って(げんちゃんは)知的に低いから そんなんでうまく行くんだ~」 って言われた。 そう、げんは知的に低い。 言葉の概念がないし発語も最近やっと。 だけど、彼のコミニケーションと汎化の能力は高い。 それは持って生まれたものもあったが 環境もあった。 障害児とはいえ、普通の子のように ルールを守る子にしたかった私。 だめなものはだめとたとえ外で暴れても教え続けてきた。 その甲斐あって げんは「暴れてもなにも解決しない」ということを学習した。 いくら知的に高くても 「いや」の一言がいえなくて暴れてしまうのは コミニケーションが取れている状態とはいえない。 その理由のひとつとして考えられるのは 母親が先回りしすぎたと言うこと。 なんでも母が解決してきたので 彼自身は交渉能力があまりないらしい。 「いや」と言えず暴れる。 それは間違った交渉の仕方ではないのか? 我が家も決していい状態とはいえない。 でも、自傷や他害で問題を解決しないようには 教えてきた。 それは決してコミニケーションとは言えない。 まあ、家それぞれで子育ては違うのだ。 別に気にする必要はないのだが・・・ あまりげんを「知的に低い!」 と連呼しないで欲しい。 そんなのひとに言われなくてもわかっているさ! だから、なんとかがんばってるんだろ! 障害児の親同士 差別するのはいい加減やめて欲しい! 悲しい一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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