カテゴリ:療育と構造化
げんは状態が悪くなると私への固執がひどくなる。
まあ、げんにとって私はライナースの毛布のようなもの なんでしょうか? 不安になると私への固執がひどくなる。 でも、今はまだましな方で 松風園に通い始めのときは すごかった。 今まで全然そんなことなかったのに。 げんは松風園に行くようになって初めて 「私と離れる!」ということを体験した。 それはそれは不安だったに違いない。 最初のうちはほとんど離れられなかった。 もう、まるで園児のように ずっとクラスのみんなといっしょにいた。 給食もいっしょに食べていた。 まあ、別室に行っても 三男がいたから別に同じことなんだけど・・・ 今考えると、すごかったよね。 若かったのかな? 片方に三男、もう片方にげんを抱えていた。 ずっと。 みんなはちゃんと分離できているのに わたしだけ。 でも、年長になったときに げんは変わった。 げんが変わったのか? 私が変わったのか? 園の対応が変わったのか? ずっとだっこで移動だったのに だっこをやめた。 げんは知らない道を絶対に歩かなかったのに 先生と手をつないで歩けるようになった。 一生話すことがないだろうと言われていたのに。 三男の真似をして「ママ」と言った。 手遊び歌をできるようになった。 そんなの、はっきり言って 他の子に比べると ずっと遅れていて そんなに喜べることじゃないのかもしれないけど うれしかった。とてもうれしかった。 先生の前で泣いてしまった。 先生ももらい泣きしそうになっていた。 その時にわかったんだ。 げんは歩くのがゆっくりで 1歩進んで2歩も3歩もさがっちゃうようなことがあるけど でも、それがげんなんだ。 げんの個性なんだ。って。 最近、そのことを忘れていたような気がした。 また、あのときのことを思い出して がんばんなきゃね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/11 10:01:03 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|