テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:兄弟のこと
たまに、げんには兄弟なんかいなければよかったのかな?
と思うことがある。 確かに、兄弟がいて助かったこと、成長したことなど たくさんいいこともあるが・・・ 私は以前、一人っ子の自閉症の子の母親にこんなことを言われた。 「いいねえ、兄弟がいて。わざわざ普通の子と遊ばせなくてもいいから。」 そのお母さんは療育にとても熱心で 子どものために、なるべく普通の子と接する機会を与えていた。 交流保育や公園などにも熱心にでかけていた。 なるべくTEACCHの視覚支援をやらずに・・・ その子は、とてもいい子だった。ママの期待に応えようと必死!!と言う感じだった。 お母さんがんばっているもんね。 子どもにも伝わるんだ。と私も感心していた。 私は、兄弟に頼って、あまりそういうことはしていなかった。 げんは普通の子と遊ぶには危険なところもあるし 第一、他の子が気持ち悪がる。 しゃべれないというだけで・・・ げんは言葉がわからなくても気持ちがよくわかる。 自分が嫌がられていることに傷つくことも多々ある。 そのお母さんから見れば カードやスケジュールばかりを作って 全然普通の子と交わらせない 全然努力をしない母親というふうに写っていたようだ。 まあ、そうなのかも。 でも・・・ 普通の子と交われば普通の子になるわけではないし 第一、家でこんなに普通の子?と一緒にいるんだもん。 お互いのストレスも半端ではない。 兄弟というのはいいときも悪いときも一緒にいなくてはいけない。 いいときだけいっしょにいて、悪いときは家に帰る。 と言うわけにはいかないのだ。 だから、どんなに一人っ子の子がたくさんのお友達と仲良くしても 兄弟ほどの影響はない。 いい影響も悪い影響も。 私のまわりにはひとりっこの子がたくさんいて ひとりっこにはひとりっこの大変さがあるというのを知っている。 でも、パニックになったときは この狭い家ではひとりになれない。 兄弟っていないほうがいいのか? っておもってしまう。 でも・・・ そんなのないものねだりだよね?きっと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/08/11 10:00:05 AM
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