げんの困ったところは
奇声をあげることとぶつこと。
これさえなければ本当にいい子なのに・・・・

こういう暴力的な子は
どこにいっても嫌がられる。
障害児の中にいても
健常児の中にいても
「うるさい。」「あっちにいけ」
などなど。文句を言われ
そのお子さんたちの母親も
「いいんですよ～」「だいじょうぶよ～」
とかいいつつ、やっぱり嫌だなあという目をしている。

別に野放しにしているわけではないんですよ！！
ちゃんと叱っていますよ。
普通の子のようにいいことはいい！悪いことは悪い！
と常に教えているんですよ。
でも、なんせ知的にはまだ４～５歳くらい？かな。
体はビッグですがおつむは幼児なので
このギャップがよろしくない。
普通の人はもちろん、同じ障害を持っている子の母親たちの中でも
理解されない。
できることが多いからね。
同じ障害を持っていても得意不得意がある。
げんは手先が器用で運動神経もいい。
スポーツしているときは全くといっていいほど
障害を感じられない。
だけど、言語能力はゼロにちかい。
一見、言葉がわかっているように見えるが
それは長年カードなどでマッチングして
概念なくとも訓練でなんとかなったもの。
しかし、その中途半端な感じが
余計に誤解を受ける。
「わかっていてやっている。」
ようにしか見えない。

私もたまにそう思うもんね。

人の目を気にしだすと、もう外へは全くでれなくなる。
だけど、それではよくない。

よくタレントさんが
障害や難病の子のお母さんが強い！
とコメントしているが・・・
強いんじゃなくて、強くなければ生きてこれなかったんだよ。
と私は言いたい。
普通の子の親もそうだが
母親はタフで強くなければいけないのだ。

夏休みもあとちょっと。
タフな母親にも少しは静かな時間が戻ってくるかな？