テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:養護学校
最近、就学で悩んでいる人が多いみたいなので
ちょっとこんなこと書いてみます。 げんは今の養護を選んで本当によかったです。 特学でも相性とかあえばいいのですが・・・ 特学はあくまでも健常児にあわせなくてはいけないところ。 げんは自分のスピードでしか物事をこなせない。 適当に人にあわせてやることができない。 自分で理解して自分でやりたい子。 だからすごく時間はかかるけど 手助けはあまり必要がない。 ただ、時間をかけて見守ってほしいだけ。 しかし、集団生活というのは そんなわけにはいきません。 だから、せめてお互い譲歩できるような関係を げんが学校と結べるようなところがいいと思いました。 私がいろいろ言えばいいのですが でも、学校はやはり先生の方がプロ。 まるっきりお任せと言うわけではありませんが 家では私。学校では先生が主導権を握ってくれるような 関係がよかった。 そして、げんがちゃんと意見を言えるような雰囲気であるとこ。 学区の養護は全くと言っていいほど 発語をしない子の意見は無視。でした。 カードもスケジュールも 最初はいいけど、基本的には使いませんとのことでした。 よく、構造化はないほうがいい! やっても最初だけ。という方がいますが・・・ それはどうなんでしょう? じゃあ、足の不自由な人に 「そのうち車椅子なしでいきましょう!」とか 耳の不自由なひとに 「補聴器なしでいけるようにしましょう!」とか 言えますか? 私は言えません。 こんだけ世の中便利になってきているのに 便利なものを使っていけないというのは なぜですか? 面倒くさいからですか?変だからですか? 構造化は何もずっとそのままと言うわけではないのに・・・・ と話はそれましたが げんの学校は構造化を取り入れてもらえるし 状態がよければ構造化も簡素化してもらえる。 状態が悪いときはもとに戻し、待つ時間を増やしてもらえる。 そして、なによりげんの可能性を信じてくれている。 だから、今の学校に選んでよかったなあ。 と思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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