テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:療育と構造化
講演会などでよく
「問題が起きてからなんとかしよう!とするのは無理!!」 という話をよく聞く。 うちはげんが結構大変?な子、だったので 幼児期からTEACCHで療育して 療育センターにも行き定期的にげんをみてもらったりしているので 今、3年生で「すごい困った!」ことというのは特にない。 まあ、たたいたり、兄弟げんかしたり 学校でもけんかしたりするけれど 特に大問題!というのはない。 ただ、あまりストレスをためると なにかのきっかけでパニックになり 私に攻撃してくるが それはストレスをためないように 状態が落ちているときは言葉掛けを減らし なるべくカードで指示するなど きちんとした対応をすれば大丈夫なわけで・・・ 以前、自閉症親の会の会長さんが 「子供がどうしようもない、本当に困ったときに来られても 助けようがない。だって、その子の、普通のときを知らないんだから・・・」 と言っていました。 そうなんですよね~ 高学年になると体が大きくなって認知もあがるので それまで力で押さえつけていたりすると その年になって力が強く 下手すると親と子が逆転するくらいなので すごい家庭内暴力になったりする。 今まで、力で抑えていたのが 今度は力で発言してくるんですよ。 そう教えられたから・・・ だけど、無駄かな?と思いながらも 幼児期から本人がわかるように工夫して 納得して自分から動いてもらう。 ことをしていると たとえ、嫌なことでもちゃんと我慢してできるようになる。 げんは昨日、歯医者に行きました。 もう少しで丸3年になります。 定期的に、同じ先生に、スケジュールを見せながら やっていた成果で 今げんはフッ素がぬれるようになりました。 3歳のときに羽交い絞めにあい、フッ素が塗られてから フッ素にトラウマを感じていたげん。 見事に克服しました。 焦らず、無理せず、つづけてきた甲斐がありました。 今現段階では構造化なんて必要なくて問題行動もなくても 本人にわかるような形でちゃんと接していれば きっと、大人になっても困らない。 そんな大人になってくれると思うんですが どうでしょうかね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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