テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:療育と構造化
この前のお休みのとき・・・
長男が一つしかないアイスを食べていました。 げんも食べたかったのですが・・・ 一つしかなく、長男に分けてもらいました。 それでもアイスが食べたかったげん。 気持ちがおさまらず、イライラ。 その時、この前の養護の面談で話し合ったことを 思い出しました。 「言葉で表す」 以前も書いたと思いますが げんが幼児期に 言葉掛けが少ないと保健婦さんに言われ(当時はまだ自閉症と知らなかった) 言葉のシャワーを浴びさせ げんの表情がなくなり 最後は全く笑顔がなくなりました。 そのトラウマなのか? 私は、あまりげんに言葉掛けをしません。 TEACCHでもカードが有効だったので 言葉掛けはしませんでした。 でも、実際は・・・ 言葉掛けはしなくてもカードで 物の名前、行動、場所、人の名前など いろいろなことを吸収していったげん。 発語さえしませんが 聞く能力はかなり高くなっている様子。 そして、感情が豊かになり、細分化されてきたので カードだけでは足りなくなっている部分がある。 そこで、 なにか表現したそうな時に げんに代わって言葉にしていってみる。 というのをやったらどうか? と言われました。 ずっと、言葉掛けをしなかった私。 でも、まあ、無言ではなく 単語くらいは使っていたのだから。 と思い、やってみた。 「げんちゃん、アイス食べたかったの?」 すると、げんは急に私の方を向き うん。とうなずく。 「食べたかったね~」 すると、もう一度、うなずく。 「じゃあ、明日、アイス買いに行こう。」 すると、首を横に振る。 今すぐ買いに行きたかったようだ。 「じゃあ、明日、ハーゲンダッツ(げんが大好きなアイス)買いに行こう!」 すると 「はーげんたっつ」 と言って、にこにこになった。 げんは機嫌がよくなった。 これでわかったのは げんが言葉で代わりに表現すると 気持ちがおさまることがある。 ということ。 そして、あした・アイス・買いに行く・ハーゲンダッツ などの単語を理解していること。 これは新しい発見だった。 言葉を多用することはないと思うが・・・ いざというときにパニックを起こさせない? くらいの手段にはなるかもしれない。 【定価の20%OFF】ハーゲンダッツ 1680クリスピーサンド キャラメル 280×6入 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/20 11:05:26 PM
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