カテゴリ:兄弟のこと
三男がある日、幼稚園からかえってきて、こういいました。
「なにができるようになったら1年生になれるの?」 私はびっくりしてしまいました。 どうやら、幼稚園で他のお友達が 「三男ちゃん、○○できないと幼稚園に行けないのよ!」 などと言われているらしい。 三男は超マイペースな子。 でも、ちゃんとやることはやる。 だけど、普段、 「はやくしなさい!」「どうしてそんなのできないの?」 「そんなこともできないのなら1年生になれないよ」 など、言われている子だったら、どうでしょう? のんびりやっている三男がいたら 自分がお母さんに言われていることを そのまま三男に言うでしょう? どう考えても、おとなが言うようなことを お友達は言っている。 自分が毎日、親に先生に言われていることを きっと、のんびりやの三男にいうのでしょう? 私は、こういいました。 「大丈夫だよ。今のままで一年生になれるよ。 一年生になったら、またがんばれはいいよ。」 一見、問題を先送りにしているような発言。 私は実母に怒られました。 「三男、給食は食べれるものだけを食べればいいって、ママが言ったよ。 って。あんたまちがってるよ!」 確かに間違っているのかもしれない。 私。 でも、大人になっても嫌いなものってあるでしょう? 嫌いなものを目の前にして これを食べれなければごちそうさまできない。 なんて言って、その子が本当にそれを食べれるようになるんだろうか? これができなければ一年生になれない。 なんて言ったら、うちの三男はそれをがんばるどころか 「一年生になれない!」 という言葉だけを信じてしまう。 それが彼の特徴なのです。 世の中にはいろんな人間がいる。 みんないっせいになんでもできるようになるわけではない。 大事なことは、自信を持ってひとりでできるようになるまで じっと見守ることではないのかな? と、ちょっと先輩の実母に思ってしまったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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