テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:療育と構造化
服巻先生
(NPO それいゆ(佐賀県)自閉症支援専門家養成センター センター長) の講演会に行ってきました。 発達障害の理解と・・・というお話。 講演会冒頭は アルバートという少年の絵本を同時通訳?で読んでくれました。 アルバート君はとても変わった子でいつも靴紐がだらんとしていて 散らかすのが得意な男の子。 靴紐は結べないけどバイオリンを弾くのは上手でした・・・ 彼は学校でいじめられたり 父親にもなかなか理解されずに 大変だけど・・・ 母親にとても愛されていたそうです。 彼は大人になってすごい発見をした科学者。 彼の名前はアルバート・アインシュタイン。 発達障害の子がすべてアインシュタインのように 天才ではありませんが それぞれの才能を持った子供たち。 ただし、まわりにいる人は彼の言動や行動に いつもイライラさせられる。 でも、彼は一生懸命やってもみんなのようにできない。 彼自身もイライラしている状態。 妙に納得してしまいました。 登校拒否や引きこもり、家庭内暴力をする子の中に 発達障害の子も多くいて 普通の子のような対応をされると 状態がかえって悪化するなどのお話は とても興味深かった。 私も、長男が日常のなんでもないことができないとイライラするし 三男の質問攻めにもほとほと困ってしまう。 だけど、この子達を理解できるのは私だけ。 げんを理解してくれる人はたくさんいる。 彼は幸か不幸か?障害が重い。 障害の重い、明らかに障害児であれば 受けられるサービスはたくさんある。 しかし、軽度の、本当に軽度の子は 普通の子との見分けが難しく ただのわがままにしか見えないことが多々ある。 彼らを理解し、正しく指導していくのは私の役目なんだと 感じました。 私は、実母に何度も 「あんたの子育ては間違っている!!」 といわれました。 そう、たぶん、私は間違っている。 長男も、三男もまるっきりの健常児ならば・・・ でも、彼らの特性を理解すると 無理強いできない。 無理強いしてトラウマをつくりたくない。 でも、いいことはいい。間違っていることは間違っていると 教えなくてはいけない。 彼らの特性を理解しながら。 もしかして、うちって結構大変な家なのかな? と少し思いました。 でも、がんばっているお母さんは私だけではない。 きっと、世界中にたくさんいるんだ。 とも思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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