カテゴリ:養護学校
考えてみたら・・・
げんの障害がわかってから6年くらいでしょうか? 私はげんの療育に必死になって生活していました。 長男も1年生のときから鍵っ子で 三男も10ヶ月のころから松風園の付き添いに行っていました。 松風園を卒園して養護学校に行っても 送り迎えに往復2時間かかる道を行きと帰り (日中)合計4時間を車の中で過ごします。 最近はディサービスが週2になったし ガイヘルさんも迎えに行ってくれるので だいぶ楽になり みなさんご存知のようにABCに毎日のように 通っています。 そこでいろんな人に 「えらいね。」「がんばってるね。」と言われます。 でも、本当は全然違う。 私は、私はとても苦しかったんです。 最初におかしいな。と思ったのは2歳前のとき。 全然言葉も出ないし、急にいなくなったりするし 本当に大変だった。 三男がお腹にいたときにはピークで 心無い言葉を言われたこともあった。 げんは多動気味だったから みんなに迷惑をかけてばかりだった。 私は家から出るのがとても億劫だった。 「もう、ずっと家にいたい」 と毎日、真剣に思っていた。 一歩外に出れば、見知らぬ人に 「なんでこんなやつ外に出すんだ!」 とよく怒鳴られた。 とても、恐くて悲しくて。 ずっと、仲良くしてくれていたママ友が 遠まわしに「うちには来ないで」 みたいなことを言ったときには唖然とした。 実母にはもっと言葉を教えなくては! と言われて 何度も何度も家で言葉の練習をして 泣いた。私も、げんも。 死にたいくらい辛かった。 そのときのことを考えれば 今、私はとても楽しい毎日を送っている。 毎日いろんな人に助けられ だんな以外の大人とおしゃべりを楽しんだり いっしょにご飯を食べることもできるようになった。 本当は近くの養護に行けば もっと私の時間が増えるんだけど げんは今の養護のほうが絶対あっている! と直感したので、私の選択は間違っていなかったと思っている。 要は私は自分が楽になりたいために 今の環境を選んで 勉強して、家庭療育をしているだけ。 全然偉くないんです。 がんばっていないんです。 おこがましいですよ。そんなこと言われると。 それに慣れると療育って本当に楽しいです。 こうやったらうまくいくかも? これはだめだったな。 とか考えて、次はこうしよう! とか考えるのは本当に楽しい! あんまりうまくいかないと 「もうやだ!」と投げ出したくなることもあるけど 投げ出せないのが親なんだよね? なんか書いてることがうまくまとまらないけど・・・ 今いろいろ悩んでいる人がいたら 元気出して欲しい。 人生いろいろだよ。 朝がこない夜はない。 元気出してがんばろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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