特学に通うお友達
コナコーヒーおいしんだよね。昨日、特学に通う松風園の卒園児のママたちとご飯を食べた。特学にみんな順調に通っているらしい。「うちの子、1年生だからみんなよく面倒をみてくれて本当に助かるわ~松風園はそんな子いなかったでしょう?だれも着替えの手伝いなんてしなかったじゃない?だから、今の方がずっといいみたい。」「行けるだけ行ってだめだったら養護に行こうって思っているだ~」よく、特学に行っていたけど勉強が難しくてついていけなくなったからとか登校拒否になったからとかそういう理由で毎年途中で転校してくる子がいる。養護は・・・障害児の最終手段?と言ったところか?げんは最初からなにがなんだかわからないけどみんなに合わせる。という協調性がない。自分の納得いかないことはやらない。うちの学区の学校は「手のかかる子はお断り!」だった。だから、車椅子の子は当然断られていた。松風園からその学校に行こうとしていた子のお母さんは「教室は2階なので車椅子の子は上がれませんね?」と遠回りに断られたと怒っていた。げんがもっと軽度だったら?学区の学校がもっと理解があったら?近くの学校に通わせることができたろうに。この子達のように・・・でも・・・よくよく話を聞いてみると「松風園よりも今の方ができることがいっぱいあるの。みんなできなければ手伝ってくれるし交流級で給食も食べれるんだよ。」それは・・・うちのげんには無理だ。今の状態では構造化していない(カードやスケジュールのない世界)はまだ無理である。養護で先生にやってもらってなんとかやっているのに・・・みんなはレベルが高いのね。「松風園でやっていたことってなんだったんだろうね。なんの役にもたっていないような・・・先生に相談してもなんの解決にもならなかったもんね。」と言っていた。そうなのかな?少なくともうちのげんには有効だったんだけど・・・まただんなに聞いてみた。そのことを。そうしたら・・・「そのお母さんたちは将来がわからないんだよ。人に手伝ってもらってばかりでは身辺自立しているとは言えないしいつまでも1年生のままではない。松風園の先生たちはげんに自分で決めて自分で行動することの大切さを教えてくれた。そして、どうしてもできないときに手助けを求める。そのときにカードなどをつかってコミニケーションをとる。そういう大事なことを教えてくれたんじゃない?ひとはひと。気にするな。」と言われた。そう、そうだ。私たちが今がんばっていることは無駄なことではない。きっとそうなんだ。きっと。