少しづつ
げんは、昨日プールでした。学校に併設されているプールではないので朝、バスで行くとの事。だから、学校に9時前に着かなくてはいけない。でも、あいにくの雨。雨のときは車で行くと渋滞にはまるからげんに「今日は電車でおねがい!」と頼んだ。いやいやだったけど・・・電車に乗ればちゃんと、席に座り、外を眺めていた。こうやってみると普通の子のようだ。3ヶ月かかったけどげんは確実に電車に乗る意味みたいなものを感じているようだった。電車を降り、同じ養護学校の中学生のお母さんに言われた。「えらいね~うちの子は小学生の時は電車に乗るなんて考えられなかったわ。あっちにふらふら、こっちにふらふらだったもん。」その中3の子は、今ではほんとに落ち着いて電車に乗れている。改札も一人で通れるし、お母さんは付き添いというより付いていっているだけ・・・という感じである。「私の方が子離れできなくてね」と笑っていた。げんもいつかああいう風に社会にとけこめたらなあ~と思いました。