彼らの魂の叫びに、久しぶりの親睦会
中小零細企業に比べれば、はるかに高額所得。
福利厚生も充実の彼ら。
しかし、今は誰しもが知る超厳しい現状。
第三の敗戦とも言われるほどで、経営方針も一向に定まらず、
相次ぐリストラに、さすがの彼らも周りからの創造を超える圧力にボロボロ。
それでも中小企業の経営者たちが味あわされてきたものに比べればとも思いますが、
かって同じ釜の飯を喰った事のある仲間たちの苦悩を目の当たりに見てしまうと・・・。
そのうちの一人、単身東京在住の女性は、モチベーションは全く上がらなくなり、
自称うつ病気味とか。物忘れが酷く、最近のことは全く頭に残らない。
逆に25年以上も前の私らと一緒に仕事をしていた頃の事の方が、
やり取りの一語一句までも覚えているとか・・・
もうひとりも同様。
私がその頃、「私が金正日なら、日本の舞鶴原発を狙う。それほど日本の安全は脆い・・・」と言ってたらしいのですが、それを福島原発の惨状をみて思い出したとか、
その頃は、そんな事予想もしなかったとか。京大工学部のご出身なんですが・・・。
そんな彼は、この春単身東京の独立行政法人への出向が決まったとか・・・。
最悪なのは、当日不参加だった彼。
よほど合わない仕事をさせられているのか、体の各所でトラブルが発生。
転勤を拒むため地域総合職を宣言していたのに、半強制的に東京へ単身赴任。
50歳を超えて日本各地で徹夜の作業とか。
几帳面な性格だっただけに、「今から少し遅れて合流します」とメールが届いた時には驚きました。(日が違うのです)
この事は当日話題にもなったのですが、
やはりみんなの思いも同じ。ボケたのと違うか?
昨年ぐらいから何かと兆候があった・・・・。
彼らから3つほどのお願をされたのですが、
複雑な思いはあるものの出来る事は協力してあげたいと思います。
ただ、あまりあちらこちらで熱くなり過ぎると、
余程飲んでしまったのか、翌日菩提寺への参拝のおり、運転は息子に任せました。