ビジネスショー、ちょっと未来が見えてきそうです。
仲間から届いた招待状。お付き合いもかねてのぞいて来ました。日本が元気だった頃に比べると少なくなったというか、小粒になったというか、超大手の多い「設計・製造ソリューション」頑張られてはいるものの残念ながら元気は伝わってきません・・・。以前はコンパニオンを見れば企業の気合の入れ具合が分かりましたが、コンパニオンにしろ、景品にしろショーを見る感じでは景気回復は感じません。 逆に中小・零細企業の多い「機械要素技術展」、景品やコンパニオンなどほとんど皆無、はるかにこちらの方が地味なのですが、なぜか元気が伝わってきます。要因は何なのでしょうか???、縦型社会が崩壊して横連携の時代、インターネットの普及もあって仲介業者を飛ばして取引が始まって来ているのかもしれません。コーヒーブレイクをとりながらちょっと考えました・・・。レイアウトの配置が大きな要因かもしれません。広い場所に大きなブースの大企業と狭い場所に沢山のブースの中小企業。のりは卸売市場というところでしょうか、それでも以前は圧倒的に大企業に絶大な勢力を感じたものですが、なぜか今回は中小企業の方に元気さを感じました。鋳造の「宇宙戦艦ヤマト」は非常に印象に残りました。プラモデルほどの大きさもそこは鋳造、予想以上の重さでした。その遊び心に感じたのかもしれないですね。大企業に支えてきてもらった20世紀、時代は縦型社会、コンピュータシステムも汎用機が中心の時代でした。企業情報はコンピュータへの依存度が急拡大し、サーバー・クライアントシステムからオープン系、Web系、いつの間にか時代は横型社会、今や大企業の存在自体が問われだしてきてるのかもしれません。変革の動きを察知させられるショーでした。