|
テーマ:ペットの死(565)
カテゴリ:カテゴリ未分類
1999.12.31
ファーストドッグだった愛犬未来が旅立った日。 ものすごく悲しく、ペットロスにまでなった私。 そんな私を家族が見かねて新しく我が家の家族として迎えられた権太が来ても遺骨を手放すことができなかった。 リビングに遺骨を置く場所を作り、花と水が絶えたことは無かった。 家族には1年が経った頃から土に還してあげようという提案はあったけれど、 どうしても私が受け入れられなかった。 約6年間、毎日寝る前の習慣として遺骨に手をかざし「おやすみ」をいうというのが日課となった。 そうすると落ち着いたのだ。 精神的に参っていた日々の私の救いだったのかもしれない。 もちろん、権太のことも大好きだけれど未来なしでは今の私は無かったから・・・ 午後になって買い物から帰ってきた母が、急に未来を今日土に還してあげようと言い出した。 抵抗したけれど反論する術もなかった。 5年間も拒み続けてきたのだけれど・・・ 今日がお釈迦様の誕生日だということ、珍しく家族4人が昼間にそろっているということ・・・今日しかないということで急遽決まってしまった。 庭の日当りのいい場所を選び、母が土を掘り妹が骨壷を開ける。 最後に抱っこさせてもらったらもう涙が止まらなくなってしまった。 まだ私は未来から抜けられないんだなと・・・というか無理だな。 私にも手伝わせようということで父にいわれ土をかぶせる役となった。 もう抱っこすることもできないのかと思うと悲しくて・・・ いつまでも滅多に出ることの無い庭から離れられなくなった。 リビングにいた未来は今は庭からリビングを見渡す形になった。 気のせいか権太がそれから庭を見ることが多くなった・・・ やっぱ骨壷なんて狭いところにいるより、土に自然に帰ったほうが良かったのかな。。。 これからは私は庭に出ることが多くなるんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 9, 2006 12:14:03 AM
コメント(0) | コメントを書く |