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カテゴリ:本
千里眼シリーズを読み返している。
結構ストーリーって忘れているもんだわ。。。 「催眠」シリーズの主人公・嵯峨と「千里眼」シリーズの主人公・岬美由紀の初顔合わせ。 松岡さんの小説ってシリーズの枠を越えて、登場人物が交錯するから楽しいけれど、読んでおきたい本が増える! 「催眠」をテレビ番組などではマジックのような扱いにするけれど、そうではないのだとこのシリーズを読んで知らされた。 でもこの「ミドリの猿」では中国が日本に向けて反日感情を高めさせ、戦争を起こそうとたくらむメフィスト・コンサルティングが暗躍する。 直接手を下すのではなく、人々の心をうまく扇動する。 岬美由紀はそのたくらみを阻止しようと動くが、国家を敵に回し、孤軍奮闘する。 実にその扇動の手口が見事で・・・思わず自分が下した判断もすべて誰かにコントロールされているのはないか・・・と思ってしまう。 フィクションなんだけど、ノンフィクションと思わせるのが松岡圭祐作品。 この作品は最後が岬美由紀の大ピンチで終わる。 次の作品を読まないと!!と思わせる終わりかただ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 30, 2006 11:04:39 PM
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