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カテゴリ:本
こちらもシリーズ物。
警察物ではあるんだけれど、話の中心となるのは科学特捜班(通称ST)。 警察に所属するけれど、一般職と同じで捜査権も持たないけれど、特殊能力を持つ人たちが集まっている。 捜査会議にも出席するけれど、変わり者のSTと捜査員との間に軋轢が生じるなか橋渡し役をするのがキャップと呼ばれる百合根警部。 外国人女性が3人残忍な方法で殺害される。 その3人がそれぞれマフィアの愛人だということなどから連続殺人事件かどうか会議が割れる。 そこでSTがそれぞれの特殊能力を発揮して、事件が展開していく。 このストーリーの面白さは登場するSTのキャラクター設定だろう。 作者の遊び心からか、名前が戦隊もののように色が入っている。 赤城・・・法医学の専門家 女性恐怖症 黒崎・・・第一化学担当 武道の達人 異常な嗅覚の持ち主 青山・・・文書鑑定担当 プロファイリングのプロ 秩序恐怖症 結城翠・・・物理担当 唯一の女性 異常な聴覚の持ち主 山吹・・・第二化学担当 僧侶 やる気があるのか無いのか・・・事件現場で繰り広げられる緊張感のないやり取りが面白い。 またこれで捜査員はイライラするんだけれどね。 また読むシリーズが増えちゃったな。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 28, 2006 10:35:59 PM
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