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カテゴリ:本
ここしばらく読んでいるST警視庁科学捜査班シリーズの最新版。
シリーズものから離れようとして本屋へ向かうのだが…ついつい目にとまってしまう。 まぁシリーズものの方がハズレはないからね。 今回もお約束事のようにST警視庁科学捜査班のメンバーはやる気があるんだか、ないんだかわからないまま事件を担当する。 二人のダイバーがそれぞれダイビングスポットで死亡する。 その二つのダイビングスポットが為朝伝説が伝わる地ということで、ワイドショーが為朝伝説をからめて報道したことで話は始まる。 そして取材中のキャスターがまた為朝伝説ゆかりの地で死亡する。 ますます為朝伝説が盛り上り…警察も関連を疑い重い腰をあげ始める。 形式的な捜査をするため、STの白羽の矢がたつ。 形式ばかりのはずが…STは新たな事実をどんどんみつけていく。 登場するメンバーが個性的すぎて面白い。 ヒーローもののように名前に色が入っている。 百合根警部→STのキャップ。個性的過ぎるメンバーに気をつかいながらまとめる 赤城→法医学の担当であり医師でもある。女性恐怖症 結城翠→物理担当。閉所恐怖症であり、鋭い聴覚の持ち主。人間嘘探知機のかたわれ。 青山→文書鑑定担当。心理学者であり、プロファイリングのプロ。秩序恐怖症 山吹→第二化学担当。毒物・薬物のプロであり僧籍ももつ 黒崎→第一化学担当。化学事故、爆弾のプロ。嗅覚が秀でていて、人間嘘探知機のかたわれ。武道派であり武者修行が趣味 このシリーズが面白いのは各ストーリーに一人ずつスポットがあてられ特殊能力が発揮されているということ。 そしてバラバラそうに見える百合根をはじめとするSTチームがみせるチーム力。 一気に読める痛快なシリーズ。 何も考えたくないときに読むのに最適かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 1, 2006 11:48:50 PM
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