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カテゴリ:本
警視庁心理捜査官(上) 警視庁心理捜査官(下) 女性が襲われ、死体を陳列するようにしてメッセージを残す犯人。 一方、心理捜査官・吉村爽子は、捜査本部、男性社会の中で、女性であるというだけで不利な世界。 さらに異端視されていた爽子は孤独を深めていった。 捜査本部によって組まされた藤島巡査長。 爽子は人を幼い頃のある経験が災いし、人間関係が苦手。 その二人が組み、他の刑事とは違う観点から事件の核心に迫る。 異様な形で残された遺体、当然のことながら刑事たちは「怨恨、顔見知りの犯行」と検討を付ける。 ところが、これを真っ向から否定し「流しの犯行」であると主張する爽子。 ますます捜査本部vs爽子という構図に。 そんな爽子にも味方はいる。女性上司。この人もちょっと変わり者であり、難あり・・・ってか個性的。 そして次々と猟奇的な事件が起こり、連続猟奇事件の様相を見せる。 はたしてこの猟奇的な犯人とはどんな人物なのか。 襲われた被害者に共通点はあるのか。。。 早い展開に息もつまるようなスリル感がある。 初めてこの作者の作品を読んだ。 元々「心理捜査官」というものに私が興味もってたから、手に取ったんだけれど・・・やっぱりアメリカほどプロファイリングはあまり現場では受け入れられていないみたいね。 男性社会、そして心理捜査官という二つの難しい壁をいかに爽子が立ち向かうのか。 藤島巡査とはいいコンビになれるのか。。。 私は個人的に女性上司好きだったわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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