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y.y.mica

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May 18, 2010
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カテゴリ:カテゴリ未分類
前から知っていて、興味があった古武術を応用した介護術。
何気なくテレビを見ていたら、紹介されていた。
改めて・・・すごいものだなーと感じたので書いてみようと思う。

もともと『福祉・介護』に興味はあった。
しかし、大学入学前に私自身が腰を痛めて重い荷物を一切持たないようにしている。
18歳にして逆に『介護される側』だった時期があるのだ・・・涙ぽろり
痛みで動くことができない、でもじっとしていられない。
腕は動くけれど、腰から下を動かすのにとんでもない激痛を伴う。
トイレすら一人でたどり着けない。。。
そんな私を車に乗せて、病院まで通院、リハビリなどを手伝うのは母しかいなかった。
当時はまだ若かったけれど、私の方が体格がいいのだから苦労は大変なものだったと思う。
もちろん父も手伝ってくれるが、仕事に出かけている間はやはり母頼みになるのだから・・・
動けない時期と動ける時期を繰り返して、普通の生活になるまでにはなった。
かなり昔の傷だけれど、いまだ運動禁止だしね雫

そんな私が『介護』なんてもっとも腰に悪かろうものに飛び込めるはずがなかった。。。
しかし大好きな祖父が倒れ、介護というものが身近になった。
離れていたのでたまにしか会いに行けなかったけれど、
行けるときはできる限りのことはしたいと思った。
私の状態も普通の生活には大きな支障はなくなってたので、大丈夫だろうと思っていた。
すっかり痩せてしまった祖父をベッドから移動させたことが何度かある。
足が悪いけれど、上半身がしっかりとしていたころの祖父の話。
私に全体重を預けて、足を必死に動かして移動する。
本当にちょっとした距離だけれど、こんなに大変なんて・・・
人を支えるということは大変な力を伴うことなんだと思った。

そんな時期にみつけたのが



古武術でラクラクはじめての介護

だった。
合気道などにも見られるけれど、相手の力をうまく利用して力を伝える。
これを利用した介護術。
移動したりというのも介護される人のちょっとした体勢を変えることで驚くほど簡単にできるのだ。
私が実際に利用できるチャンスはなかった。。。
知ったときにはすでに使える状態じゃなかったのが残念。

でも、知っておいて損はない!!!

紹介していたテレビでは、最近になって介護士たちが研修としてこの介護術を学びに来ているというものだった。
この介護術のおかげで、施設では電動ベッドを使ったお風呂から、
一人一人が木の風呂桶にゆっくりとつかれる時間を作ることができたというものだった。
介護する側、介護される側がハッピーになれるのであれば最高だと思う。



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Last updated  May 18, 2010 11:30:32 AM
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