元気の源

話題の映画『告白』を観た。
R-15指定だってことを映画館で知った…
確かにテレビで流れているCMも衝撃的だもんね。
松たか子さんの微妙なテンションの「どっかーん」がすごく印象的だったから。

映画化される前に原作が2009年本屋大賞に選ばれて、あちこちで平積みされているのを観てた。
でも当時は私の触手は動かなかったんだよね。


【尾道関連】【文庫】湊かなえ『告白』

まだ公開したてだからかなー。
ほぼ満員状態。

とある中学校の１年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、
教壇に立つ担任の森口悠子が静かに語りだす。
「私の娘が死にました。このクラスの生徒に殺されたのです。」
衝撃的な告白から物語は始まる。。。。
中学教師の復讐を描くミステリー。

R-15指定されているだけあって、衝撃的な内容。
内容が「殺人」というものだけあって、そういうシーンも結構ある。
同じ場面を関係者の視点から次から次へと見せて、あのときはこの人はこうだったんだ…と思う。
脚本、監督、演出がすごいんだ…
これだけの内容なのに、音楽、音響が妙に明るかったり。それがマッチしてしまう。
ちょっとした清涼剤のような役割かな。
でもそれがあるおかげで、ミステリーの部分や心理的な部分がものすごく怖く思える。
さすがに『嫌われ松子の一生』を撮った人だけあるなー。

最後に残るものは人それぞれだと思う。
観るものが何を感じるのか。。。
しばらく考えてしまった。