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y.y.mica

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June 17, 2010
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しばらく更新ストップしてしまってた…

鳴沢シリーズ第5弾。

帰郷

帰郷

価格:800円(税込、送料別)




確執の続いていた父が病死した。
忌引で新潟に戻った了の元に、葬儀の翌日、一人の青年・鷹取正明が訪ねてくる。
鷹取は、15年前の殺人事件の被害者の一人息子だった。
奇しくも、父の葬儀当日がその事件が時効を迎えた日。
正明は、時効を迎えたその事件の犯人は、当時の最有力容疑者だった羽鳥だ、
と断言しその証拠を見つけて欲しい、と了に頼んできた。
その事件が、父唯一の未解決の事件だったこともあり、父の無念を晴らすため、
父の鼻を明かすため、自分の思いと葛藤しながらも、了は捜査に乗り出す。
新潟では何の権限もない了に、捜査は妨害される。
父が残していた備忘録を元に、限られた時間の中で捜査を続ける了。
しかし、正明と羽鳥に関する不可解な証言が次々と浮かび上がる。

鳴沢了が抱える家族の確執は第1弾からずーっと続く。
そして前作でちょっとだけ和解しそうな雰囲気になり…父親が病死。
今度は亡き父の背中を事件を通じて追う。
このシリーズに登場する人たちはみんな「過去」にとらわれてるのをわかっていて、
もがいてる。。。
でも少しずつ「人間っぽさ」がにじみ出てきた。
長編シリーズの良さなのかもしれないな。
結末が最初の想像をはるかにしのいだ物になっているが、
読んでいくうちに自分でも犯人を推理していることに気付いた。
淡々と読んでたつもりが…見事に作者の術中にはまったんだろな。





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Last updated  June 17, 2010 11:40:17 PM
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