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カテゴリ:本
警視庁特命遊撃班に、はみ出し刑事の風見竜次警部補が赴任してきた。 風見を遊撃班にひっぱってくれたのは遊撃班の班長であり昔気質の成島警視。 一癖も二癖もある遊撃班への異動は事実上の左遷人事。 風見は辞表を懐に新部署を訪れたが、遊撃班にいた警察官僚の若くてセクシーな八神佳奈警視を目にして変心。 そして成島が風見を引っ張ってきた理由もあり手伝うことに。 昔気質の成島警視を班長に、人間不信の岩尾警部など、 厄介者と烙印を押された四名の特命遊撃班。 遊撃班をよく思わない、閉塞した警察組織に風穴を開けるべく、 異端の刑事たちが難事件に立ち向かう。 最近、この異端者が集まる班が事件を解決するパターン多いね。 王道だから… でも読んでしまうなー。 風見は事件に対する嗅覚があるが、異端児として本筋から外される。 外見が俳優ばりのため女性にももてる。 かなり軽薄な感じはあるけれど…でも読み進めると その軽薄さは自分を守ってるところもある。 クセのあるメンバーと仲良くなりたいという人間らしい風見は好感もてた。 ひとつの事件を追いながら、色々な事実を掘り起こす遊撃班。 正しいことをしようとすると、嫌われる…そんな閉鎖社会はいやだなー。
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