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カテゴリ:本
古いシリーズに手を出してみた。 図書館で借りるのがメインだけれど。 1980年代に始まったアクション小説。 主人公・黒木 豹介(くろき ひょうすけ)は国家安全委員会直轄の秘密捜査官。 元警視庁の警部、33歳で東京地検特捜部の検事になり、38歳で国家秘密捜査官となる。 国家的事件を秘密裏に処理する黒木は精悍なマスクをもち、女性ならだれもが惹かれる。 黒木は悪に対して非情なほどに冷酷に対処、特に女性と子供が犠牲になることは絶対に許さない。常に戦いの中にいるのに戦いをむなしく感じる。 総理、法相を含む国家安全委員会のみが黒木の存在を知り、全面バックアップする。 設定がすごすぎる 黒木は戦闘機すら操縦するからね~。 最初、読んで笑ってしまった。 調べてみるとこのシリーズは内容の荒唐無稽さゆえに「トンデモ本の世界」で紹介されてしまっている。 でも、小説なんてフィクションなんだから荒唐無稽でもいいじゃないか…と思うんだけれどね。 ただすごいのは国家的事件に思い切り実在国名が出てくること。 アメリカ、ソビエト連邦、中国などなど。。。 情報合戦でもあり、スパイのことも書かれていていいのかな…と思ってしまう。 当時問題にならなかったんだろうか。 一応フィクションでも怒る人いるだろうに もうしばらく荒唐無稽な物語に浸ってみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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