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カテゴリ:本
誘拐事件が発生。 誘拐されたのは大会社の社長子息、小学校2年生。 この事件を担当することになったのが捜査第一課特別捜査官として任命されたばかりの藤江が率いる「特殊犯捜査チーム」。 藤江はキャリアでありながら現場にこだわり、いろいろなセクションをわたりあるいてきた。 特に情報の扱いに長ける。 誘拐事件の一報がはいってからチームは一気に動き出す。 パスモ、Nシステム、監視カメラに偵察衛星。 臨場した捜査官が発した至急報は、誘拐犯を追尾する、視えない静かな大捜査網が動き出す。 濱氏は元公安刑事という前歴もあり、リアリティがある作品で気になる作者。 文庫化されるのを待ち切れず…図書館いって借りちゃった 久し振りにハードカバーブックを持ち歩いて肩こったぞ 電車での移動ではパスモが情報を集める。 車の追跡はNシステムが監視する。 偵察衛星からの情報は犯人の動きの先を読む。 警察の捜査の仕方も大きく変わったんだろうな・・・と思う作品。 パスモ(ICカード)の登場によってひとりひとりの行動を管理?監視しやすくなったのだろう。 安心と思う一方、すべてが明らかになったときの怖さ 現実にパスモでストーカー事件が先日明らかになったばかりだしね 事件的には難しいものではなかったけれど、追跡する過程、情報が集まるのが圧倒された。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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