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カテゴリ:本
かつて警視庁組織犯罪対策部に属していた影野竜司。 彼はある事件で相棒と愛する妻、娘を失い表社会から姿を消した―。 そして彼は正義の為とはいえど暴力を厭わない。その結果、殺人罪で刑務所へ。 そんな中、警部補の惨殺事件が発生。 胸に〈裁かれよ〉と刻まれた警部補の死体が、刑務所に張り付けられた。 警視庁は特別捜査本部を設置し、組対の垣崎、楢山らが捜査に乗り出す。 刑事局長の瀬田は、殺人罪で服役中の影野竜司に極秘の任務を依頼する。 犯人は自首したが得体の知れない〈裁き〉を予感し、 竜司は刑務所で犯人の動向を探るが、囚人の暴動が起きる。 「もぐら」シリーズの第2弾。 今回の舞台は刑務所の中…。 主人公が刑務所にいるっていう設定もちょっと珍しい 限られた時間、情報、そして特殊な環境のもと「もぐら」が動く。 狭い世界での難しさ、特有の人間関係が見られる。 この作品は3つの視点で語られる。 刑務所にいる影野、警察、そして犯人。。。 スピード感がある作品だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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