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【送料無料】営業零課接待班 [ 安藤祐介 ] 紅友ソリューション株式会社に在籍して6年目のサラリーマン真島等。 当初は希望通りの法務課だったが入社4年目に訪れた会社の営業強化の方針の中で営業一課へ異動を命じられる。 真面目であることが唯一のとりえだった真島の会社人生は突然暗転する。 営業成果を出せず、「マジオ」と揶揄され会社のお荷物となった真島はとうとう退職を勧告される。 悩みぬいて退職届を出した真島だったが、 退職届を受理された後に専務取締役営業本部長の井岡武利から赤提灯に呼び出される。 井岡が新設する接待専門の営業部署営業零課へ参加を求められたのだ。 井岡の言葉に結局逆らうことのできない真島はこの申し出を受け入れてしまう。 営業零課に集まった課長以下8人のメンバーは元社長秘書から、詐欺を働いたこともある極悪営業マン、不思議ちゃんなど多彩な顔ぶれだった。 このメンバーで2月末までに全くの新規顧客を開拓、50億円の売上目標を全社員にむかって公言。 前途多難な営業生活がスタートする。 久し振りの本のアップは警察小説…ではなく、軽いタッチのビジネス小説。 表紙も漫画チックに描かれているけれど、特徴が絵に描けるくらい独特なメンバーがそろう。 接待のみをつかってどれだけ人間関係、そして売上を積み上げることができるか…。 興味深かった。 もちろんこれが現実社会に即実現できるとは思わないけれど、既存概念から脱却すること。 チャレンジすること。 井岡が真島に送った言葉『前向きないい加減』はすごく自分に当てはまった。 真島は真面目すぎて言葉を選んでいる間に相手が飽きてしまう。 真島みたいな悩みを持っている人は思いのほか多いのではないか…。 自分も含めて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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