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【送料無料】鎮火報 [ 日明恩 ] 「熱い消防馬鹿なんか真っ平御免」と言い放つ、二十歳の新米消防士・大山雄大。 消防士であった父親が殉職したため、消防士という仕事を嫌う雄大。 早く現場から事務職に異動、9時5時で仕事をして、定年まで勤め上げる。 そして年金もしっかりともらうという計画。 しかし、外国人アパートを狙う連続放火事件の消火にあたったことを境に少しずつ変化が起こる。 出場した雄大は“水をかけると広がる炎”に疑念を持ち、独自の調査を開始する。 やがて第二、第三の凶行が…。 にくまれ口を叩きながらも真実に近づいていく。 先日読んだ『ロード&ゴー』の本編。 スピンオフから読み始めたから、本編が気になってすぐに読み始めた。 とにかく主人公は良くも悪くもまっすぐ!! 父親を火事現場で亡くすという体験をしながら、 消防士になった理由も普通とはちょっと違う。 “消防士”をフィーチャリングした小説は今までなかったかな。 普通は身近にあまり感じない職業。 でもこの小説を読むと地方公務員という安定はしている職業だけれど、 実際に自分の命の危険を冒してまで他人を助けるという職業はすごいと思う。 雄大が消防士だからといって人を助けるのが当たり前と思うなと言い切られて考えるものがある。 雄大の周りにいる友人たちもひとくせもふたくせもあるけれど、いい仲間がいるなーと思える。 続編もすでに読み始めてる。 楽しみ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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