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カテゴリ:本
思い出って、修理できるものなの──? 仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。 引っ越し先の、子供の頃に少しだけ過ごした思い出の商店街で奇妙なプレートを飾った時計店を見つける。 「思い出のとき修理します」 時計屋を営む青年と知り合い、商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれる。 ノスタルジックな商店街で繰り広げられる連作短編集。 久しぶりのブログアップ。 読みためた本がたくさんあるのに…今日読み終わったものから書いてみる。 警察小説、ミステリー小説などを好む私にしては珍しい選択。 新聞の広告にこのタイトルがあったときから気になってた。 『思い出のとき修理します』 この言葉にひかれたのかな? 思うつぼ?? 誰でもが持っているだろうやり直したい思い出。 過去は変えられないけれど修復することができる…心に置いておきたい。 この言葉にひかれてやってくる人々。 そして明里は時計屋さんと一緒にその人々の思い出をたどる。 とっても心がほっこりとするお話。 大きな事件などはないけれど、淡々と読み進めながらも暖かくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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