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y.y.mica

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January 4, 2013
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玄武書房で辞書編集に人生を捧げた荒木公平は、
新辞書の編纂を前に、近く定年退職を迎える。

「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」
「海を渡るにふさわしい舟を編む」

強い想いをもちながら、退職を迎える前に後継者を探すのに奔走する。
後継者として、営業部からマジメさんという男を引っ張ってくる。

営業部では変人として持て余されていた馬締(まじめ)。
しかし人とは違う視点で言葉を捉える馬締は新しい辞書『大渡海』を編む仲間として加わる。
定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。


辞書を作る過程を初めて知った。
なんて気の遠くなる、終わりのない作業なんだろう…。
ネット、IT化が進む現代だからこそ辞書が重要になるのかもしれないな。
どういった人が辞書を作ってるかなんて考えたこともなかった。

辞書を自分で買ったことはないと思う。
学校の指定の英語辞書、両親より入学のときに持たされた国語辞典などなど。
わからなかったことがあると引いてただけ。
辞書を読むなんて発想はなかったね。

この物語を読んでると、馬締たちの会話が“言葉遊び”にも思える。
たとえば“島”の定義でもこんなにあるんだ…と驚く。
じっくり時間のあるときに本屋へいって自分が好きな辞書を一冊買うのもいいかもしれない。
装丁、紙質なども今度はじっくり見てみよう。







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Last updated  January 4, 2013 11:57:47 PM
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