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カテゴリ:本
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。 高校を卒業した後、やりたいことが定まらずいたところデパ地下の和菓子屋・みつ屋のバイト募集を見つける。 同じ職場のスタッフはプロフェッショナルだけど一癖ある人ばかりで個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。 お客様のふともらす言葉などに秘められた意外な真相を探り当てる。 本屋さんのPOPで“和菓子屋に走りたくなる”とあった。 まさに!! 和菓子は言わずとしれた日本生まれの独特なお菓子。 そしてそれぞれのお菓子には様々な季節を感じるお話、そして由来がわかるものがある。 普段意識しない“おはぎ”“ぼたもち”の違いとか読んでて「なるほど!」という回数がおおかったような…。 意外と知らない和菓子の地域性の違い。 たまたま、今日両親と“わらびもち”“くずもち”の違いの話になった。 その違いはすぐにわかったんだけれど、“くずもち”が私たちの中で2種類あったのだ。 関西系の私たちにとって“くずもち”とは わらび餅に近いプルンプルンのお菓子。 しかし、関東で有名なお店などで買う“くずもち”は もちもち…なんだよね。 すごく違和感あったんだけれど、調べて驚いた。 前者は葛餅。後者は久寿餅。 漢字も違う。 そして後者は発酵食品…。 この本を読んだおかげで調べてみようと思ったし、 実際に和菓子屋さんに行きたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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