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カテゴリ:本
1990年6月、麻布十番に事務所を構えるイベントサークル代表が板橋区で殺害された。 警視庁捜査一課の三枝、菊川らの捜査により、被害者にはサークル内の女性を巡るいざこざがあり、金銭トラブルも抱えていたことが判明。 浮かびあがる重要参考人。 功を焦る検事は、身柄確保に拘るが、菊川らは確証を得られない。 現場の刑事たちの空気も検事に流されはじめる。 真実を突き止めるため、菊川をはじめ数人の刑事が動き始める。 迫る期限のなか、絶対的な検事の指示に刑事は何ができるのか? 大好きなSTシリーズの序章。 科学捜査がまだ確立されていないころ、 STシリーズでは科学捜査班に翻弄されている菊川刑事が主人公。 菊川さん、若い!!! でも変わらず権力に負けずに“真実”に向かう姿はファンとしては嬉しい限り。 90年代でこれだけ科学捜査がまだ確立されてなかったことが驚き。。。 わずかこの20年ですごい進歩してるんだな…と。 古い時代のものを敢えて描くことで本章であるSTシリーズが引き立てられてる。 STも早く続編でないかな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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