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July 11, 2013
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 SRO 5 (中公文庫) (文庫) / 富樫倫太郎/著

 SRO 5 (中公文庫) (文庫) / 富樫倫太郎/著
価格:880円(税込、送料別)



最凶の殺人者・キラークイーン・近藤房子が潜伏生活に飽き、
本性を隠しヘルパーとして入り込んだ一人暮らしの老婆を殺害する。
SROチームの室長・山根新九郎に堂々と宣戦布告をし、東京の雑踏の中へ紛れ込む。
そして山根の部下であり、以前に襲ったことがあるチームの副室長・芝原麗子に再度狙いを定める。
マスコミから無能な警察と叩かれ、焦る警察上層部。
焦った警視庁上層部は、房子が執着するSRO副室長の芝原麗子を囮に逮捕せよという指令を出す。
突っぱねる山根。
しかし狙われた麗子本人は自分を囮にしてほしいと嘆願する。

SROシリーズ5作目。
シリーズ1で逮捕された、最凶の殺人者・キラークイーン再々登場。
1で逮捕され、3で逃亡をはかり、潜伏生活に。
今作品で房子の異常性、残虐性が際立つ。
それにしても房子の山根、SROに対する執着ぶりがすごい・・・。怖い。
潜伏生活をしている間に変装の達人になるというさらにパワーアップしてる感が満載!
麗子は以前に房子に襲われており、PTSDに苦しむ。
でも房子なんかに負けたくないという強い意志がこの作品では見られる。
どこまでこの闘いが続くのやら…。
ここまでくると警察小説とかサスペンスではなく、一種の心理ホラーなようなショック

早く決着つけて~!
と思う一方、房子の次の行動に引き込まれてる自分もいる。。。ダッシュ





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Last updated  July 11, 2013 04:51:35 PM
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