仙人がいっぱい
最近、急性期病棟のシステムが変わり、とんでもない患者さんを受け入れることがある。例えば、亜混迷状態で搬入されたTさん。不眠から急に混迷状態になられたのだが、もう滅裂。でも休みを挟んで、3日目にお会いしたときは普通の方。普通と言うには語弊があるが、とりあえずコミュニュケーションは取れる。こんな人だったかなって????以前別の病院に入院された時もそんな状況だったらしい。解離性遁走????不眠を感じてからの10日間の記憶が全くない。就職するために面接を受けて内定を貰ってから、調子を崩した様子。今は微妙に「いつ退院できますか?いつから仕事できますか?」と焦ってる。つい3日前までは別人だったTさん。普通から考えても、まだ無理だなと思う。安定剤入りの点滴を打ってるのだけれども、どうも腕を曲げないでと言っても曲げたり体動が激しいらしく、もれてしまう。「注射のヘタな病院ってネットに流しますよ」と^^;どうぞ。。。いたって普通の人のように思えるTさんだけれども微妙に「おかしい」と皆が感じている。これもまた別人格だったら・・・・。ふと思ってしまう私でした。多重人格は、この仕事について2例しか見たことがないのだけれども。なんとなく違和感を覚える患者さんです。題名の仙人がいっぱいと違う話を書いてしまいました^^;