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ブログ「鉄道幻灯館」

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2006年02月の記事

全29件 (29件中 1-29件目)

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「北びわこ」スナップ

本日は蒸気機関車（日本）がテーマの日ですが、今日も「北びわこ号」関連のブログを書かせていただきます。朝の「北びわこ1号」は毎回、木ノ本駅まで追いかけ、乗客のみなさんがホームで記念写真を撮るさまをスナップさせてもらうのが、私にとってのお決まりコースだったのですが、この冬は木ノ本駅の改修工事が行われており、「北びわこ号」が停車しているホームの反対側へは立ち入ることができませんでした。本日の「思い出の１枚」は、昨冬、C57が「北びわこ号」の先頭に立ったときに撮影したものです。ちびっこモデルが入れ替わり立ち代りヘッドマークのところに立ち、それを撮るお父さん、お母さんで先頭部はいつも大混雑するのですが、それも一段落し、C57自体がモデルとなっている状態のときの1カットです。こうしてみると、集煙装置を外したC57の顔立ちは、やはりすっきりしています。不調が伝えられ、本線への復帰が心配されましたが、山口線にも復帰できそうなので、とりあえずは一安心です。

2006/02/28

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春間近

岸辺駅と吹田駅で朝錬をしたあと一旦自宅に帰り、明日までにすませないといけない用事に一区切りをつけたのち、12時と13時に走る城東貨物線のDD51を撮影するため、もう一度、吹田駅の方へ出かけました。このところ毎週、城東貨物線に出かけているため、季節ネタを含めていくつかのポイントで撮影イメージがまとまっていました。今日のテーマはその1つ、線路際にあるハッサクと思われる柑橘類の実とからめてDD51貨物を撮影することでした。春の到来を思わせるような温かい日ざしが降りそそぐ昼下がり、DD51の牽くコンテナ貨物は軽快に、くだんの木の横を駆け抜けていきました。

2006/02/27

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クローズアップの視点

先週と同様、昨日の土曜も天気が良かったので、岸辺駅と吹田駅で“朝練”をしてきました。メインは当然、「なは・あかつき」なのですが、上り線では、その少し前に大阪始発の「サンダーバード」がやってきます。この「サンダーバード」に対しては、露出のデータ取りと撮影の予行演習を兼ね、シャッターを切ることが多いのですが、昨日は、かなり接近した状態までシャッターを押し続けてみました。おかげで画面からはみ出すほどのアップが撮れましたが、こうして見てみると、サンダーバードの先頭部のデザインは、二次曲線で囲まれたグレーの中に、それとは逆向きに3つのライトが配されていることが分かります。大まかな捉え方をすると、逆三角形の中に正三角形がある構図となるわけで、これはこれでよく考えられたデザインだと思います。クローズアップで見て、改めて気づいた視点です。

2006/02/26

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「流し撮り」鍛錬

「北びわこ号」がDD51に牽引されて木ノ本駅から米原駅に回送されたあと、私は坂田駅と田村駅の間へ移動して、流し撮りの練習をすることにしました。デジタル一眼導入後のお楽しみの１つとしていたため、どのような感じで撮影できるのか。また、成功率はどれくらいなのかを確認したかったからです。結果は、まあまあ。今後、引き続いて練習を積めば、横流しの腕前も少しは上達するかな、という感じです。しかし、一口に流し撮りといっても、縦長しあり、露光間ズームあり、と奥は深いもの。これからも機会を見つけて精進に励みたいと思っています。

2006/02/25

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伊吹山バック

この間の日曜日、伊吹山がきれいに見えていたことは、すでにこのブログにも書かせていただきました。ただ、お昼前から天気が変わり始め、撮影ポイントである姉川築堤に着いたころには雲が空いっぱいに広がっており、伊吹山のクリアー度も完璧という状態ではありませんでした。本番の「北びわこ号」が来るまで、やってきた列車で予行演習したのが「本日の思い出の１枚」、伊吹山をバックに快走する特急「しらさぎ」です。

2006/02/24

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ナンバーボードを外す前進蒸機

このところ新着ネタでブログを書いていましたが、本日は本来の状態に戻し、木曜日のテーマである中国蒸機のネタをお一つ。本日ご覧いただく写真は、2004（平成16）年12月27日に中国・内モンゴル自治区にある集通鉄路のホルク機務段で撮影したカットです。機務段では、給水や給炭のほか、整備や修理も行われますが、このとき私は、初めて前進のナンバーボードが外されるところを撮影することができました。機関区の作業員（もしかすると機関士と機関助士さんかもしれません）が、2人がかりでナンバーボードを上に引き上げて外したのです。前進のナンバーボードって、こんなふうに外れるんだ、と新鮮な驚きでした。このあと、作業員の1人は、プレートで隠れていた部分にある部品のボルトをモンキーレンチで回していましたので、ナンバーボードは標識であるとともに、部品のカバーであることが分かりました。

2006/02/23

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本館「鉄道幻灯館」に新作アップ

当ブログの本館であるホームページ「鉄道幻灯館」に新作をアップしました。NHK朝の連続テレビ小説の影響で今、観光客の注目を集めている九州「ゆふいん」周辺で撮影した作品です。久大本線の情景をご笑覧いただければ、と思います。「鉄道幻灯館」のURLは次のとおりです（このブログのBookmarksからもリンクされています）。http://kumahiroki.hp.infoseek.co.jp/index.html

2006/02/22

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電気機関車の宝庫

このブログでもすでに何度か書いているとおり、私が住んでいる大阪の吹田は、かつて日本で１、２を争う貨物の操車場があり、蒸気機関車があげる煙で街中が黒く霞んでいたと言われています。しかし、その広大なヤードも、今や大半の線路が撤去されて広い空き地となり、再開発をどうするかが、地元自治体の懸案事項となっています。とはいうものの、吹田の機関区が今でも東海道本線や山陽本線を走る電気機関車の一大基地であることに変わりはありません。私は気が向くと、時々この吹田機関区に電気機関車を眺めに行くのですが、EF66やEF65、EF81、EF200といった機関車がところ狭しと停まっている光景は、まさに圧巻です。先日は、テストを兼ねて新しいデジカメを持っていってみました。もちろん、構内への立ち入りは厳禁ですので、門の外から望遠レンズで留置されている機関車を撮影させていただきました。ねこに小判、じゃなくて、ねこにマタタビ状態になりながら、夢中で撮影したのが本日の「思い出の１枚」です（EF81 501号機とEF66 130号機）。

2006/02/22

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日曜は「北びわこ」

春夏秋冬、四季折々に湖東路を走る「SL北びわこ号」。冬場は煙の上がり方が良くなるため、ファンもたくさん集まります。19日（日）は3週間、日曜ごとに走った「冬の北びわこ号」の最終日でしたので、久々に長浜へ行ってきました。午前中は晴れて伊吹山がきれいに見えていましたので、伊吹山バックの構図が頭に浮かび、姉川の築堤（西側）へロケハンに行きましたが、午前中は逆光になるため、そのまま伊吹山が午後もはっきり見えていることを念じつつ、順光側となる田村の山に登り、琵琶湖バックの構図を選択しました。田村山にはすでに20人近いカメラマンが三脚を構えており、私は一番右側に入れていただきました。1号は、田村駅の発車から白煙をたなびかせながら、長浜へと軽快に駆けていきました。撮影後、すぐに撤収して木ノ本へと向かいました。長浜市内を抜けるのに思いのほか時間を取られましたので、追いつくことは無理だろうと思い、いつものように木ノ本駅でスナップでもしようと思って車を走らせたのですが、木ノ本の手前で列車を追い抜いていることに気づき、急遽、車を停めて撮影準備に取りかかりました。カメラを構えると同時に1号がやってきて、とりあえず1枚だけシャッターを切ることができました。ラッキーでした。返しの回送は木ノ本駅と高月駅の間で撮影し、その後、朝一番でロケハンした姉川の築堤（西側）へと移動しました。すでに「鉄」ぐるまが10台以上停まっており、三脚も結構な数が並んでいます。その後、時間が経つにつれて車の数は増え、最終的には50人近いカメラマンが築堤と平行に横一線で並んでいました。冬場とはいえ、午後から気温が上がるせいもあって、3号はしばしば正直者にしか見えない“爆煙”を上げて駆け抜けることが多いのですが、このときはきれいな煙をたなびかせて築堤を上っていきました。午前中に比べて雲が広がり、露出は下がりましたが、伊吹山も依然はっきりと見えており、何とか予定どおりに伊吹山バックの写真を撮ることができました。返しの回送をどこで撮ろうかと思案した結果、虎姫駅の近くにあるお寺の梵鐘を取り入れたワイドの情景写真で締めくくることにしました。回送列車を見送ったあと、もう一度、坂田駅の近くに移動し、デジカメで流し撮りの練習をしました。何度か繰り返すうちに、徐々に成功率が増加、要領もつかめてきました。今後の修練を楽しみにしつつ家路をたどりました。本日の「思い出の１枚」は、朝の1号を田村山から撮ったカットです。後方の琵琶湖には、独特の漁法である「えり」の杭が見えています。

2006/02/21

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淀川橋梁への道

先週、東京から来た友人と城東貨物線へ行き、淀川鉄橋でDD51貨物を撮影しましたが（このことは、2月13日付のブログに掲載）、その時、鉄橋の中を向くのではなく、反対側を向いた鉄橋への上り坂も編成写真を撮るのには格好の場所であることに気づきました。編成写真大好きの友人とは、次回この場所で逆向きを撮影しよう、と約して別れましたが、どのような感じで写るのか、実地検分を兼ね、一昨日（土曜）の夕方、その場所を再訪しました。撮影後、写真をチェックした結果、連続カットの最後の方、引き気味の写真も捨てがたいのですが、やはり望遠レンズで圧縮した、前の方に撮影したカットが迫力ありでいいかな、ということで、本日の「思い出の１枚」は、鉄橋への上り坂をエンジンのうなりをあげて駆け上がってくるDD51 837号機です。

2006/02/20

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久々の“朝練”

一時に比べて日の出の時間が早くなりました。天気予報が、土曜は1日晴れ、と告げていましたので、久しぶりに“朝練”にでも行くか、と前夜からカメラを準備。定番の撮影ポイントである岸辺駅へ行ってきました。夏場と違って太陽の昇る位置が異なるため、駅のそばにあるマンションの影が線路に伸びており、撮影ポイントがまだらになっているうえ、「なは・あか」が接近してくる最中に下りの普通列車が大阪方面に向けて走っていったため、影の部分がさらに増加、なんとも苦しい状況での撮影となりました。ということで、本日の「思い出の１枚」は、冬の朝練でゲットしたEF66 42号機牽引の特急「なは・あかつき」です。

2006/02/19

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0系新幹線

「夢の超特急」として1964（昭和39）年に走り始めた0系新幹線は、開業から40年以上が経過した今、新大阪以西で「こだま」として細々と運用されています。塗装もグレー地にダークブルーとグリーンの帯を施したJR西日本カラーに変わり、以前のイメージとは大きく様変わりしています。大阪に住んでいるので、0系新幹線を撮影しようと思えばいつでも可能なのですが、灯台もと暗しというか、いつでも行けると思えば、かえって行かないのが人の常。そこで、名古屋へ行く途中に、ちょっとだけ新大阪駅の下り線ホームに足を運びました。しかし、カメラを構えようとした瞬間に携帯電話が鳴り、用件を済ませた時には発車のベルが鳴り終わっていました。あわててカメラを構えましたが、シャッターを切れたのは1枚だけ。というわけで、本日の「思い出の１枚」は、ごく普通に撮った0系新幹線「こだま」のカットですが、撮影したときの事情をご理解いただいたうえでご笑覧ください。

2006/02/18

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DD51更新機

蒸気機関車が終焉を迎えようとしていた今から30年以上も前、新型ディーゼル機関車であったDD51は、蒸気機関車を追いやる元凶として、皮肉の意味も込めて「デラックスD51（D D51）」などと呼ばれたようですが、今やそのDD51自体も活躍の場が狭まっています。私の地元である大阪の吹田機関区に配属されているDD51は、今のところ原色の機関車ばかりのようですが、各地では更新色のDD51も増えてきているみたいです。今回、私は名古屋で初めて更新色のDD51を撮影する機会に恵まれました。以前、鉄道雑誌で更新色のDD51を見たとき、なんだか雰囲気が変わったな、と思ったのですが、その印象は実機を見ても変わりませんでした。名古屋から帰ってきて、先日、友人とともに城東貨物線で原色のDD51を撮影したとき、個人的にはやはり、こちらのカラーの方がしっくりくると思ったものです。

2006/02/17

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ただいま作業中

大阪から新幹線で名古屋駅に着き、在来線のホームに行くと、折しも「ワイドビューしなの」が入線してきました。先頭部分を撮影したのち、最後尾に移動すると、そこには「作業中」の小旗がひるがえっており、列車のドアも閉まったままでした。名古屋駅は、駅から数百ｍ離れたところに留置線があり（ホームの端から見えます）、「しなの」や「ひだ」「みえ」といった列車は、次の運行までしばらくの間、そこで待機するようです。「作業」というのが、何をしているのかは分からず、もしかすると「車内清掃」だったのかもしれませんが、こうした地道な作業の積み重ねが安全で快適な列車の運行につながっているのだと思います。

2006/02/16

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「みえ」と「ひだ」

大阪から新幹線で1時間とはいえ、JR西日本からJR東海に変わるため、走っている列車もさま変わりします。白いお顔にオレンジのラインというのが、中部圏の列車の基本パターンのようです。本日の「思い出の１枚」、手前は関西本線で使用されている「快速みえ」、奥は高山本線を駆け抜ける「特急ワイドビューひだ」です。ともにステンレスボディの気動車です。

2006/02/15

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名古屋シリーズ第1弾は「EF64原色ダブル」

私にとって、毎年2月上旬は外出が続く、いわばロードの季節となります。今年も福岡に続いて名古屋に行っておりましたので、このブログも、九州シリーズから一転、しばらくは名古屋シリーズをお楽しみいただきたいと思います。私の住んでいる大阪・吹田は今でも貨物列車の拠点であるため、EF66、EF81、EF200、EF210などなど、カラーバリエーションも含め、いろいろな種類の電気機関車を見ることができます。しかし、EF64はお目にかかれないため、名古屋でEF64が牽く中央本線の貨物を見ることができたら、と密かに願っていました。今回、運の良いことに、名古屋駅でEF64が重連で牽く貨物列車を撮影することができました。EF64もほかの機関車同様、更新機の数がかなり増えてきていますが、このときは原色機の重連でしたので、ちょっぴり得した気分になりました。

2006/02/14

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城東貨物線赤川仮橋

「友　在り。遠方より　来たる。また　たのしからずや」。昨日、東京から鉄道写真のお友だちが遊びに来ました。彼のリクエストで、私のホームグランドの１つである城東貨物線へ行ってきました。案内したのは、今やおそらく日本でも数少ない、人と鉄道がいっしょに川を渡る鉄橋（「淀川橋梁」、なお、人道橋部分の呼称は「赤川仮橋」）です。この橋は、鉄道雑誌などでも紹介され、知る人は知っているのですが、場所が分かりにくく、貨物線という性格から、アクセスするための最寄り駅も離れているため、彼も永年、来てみたいと思いながら夢が果たせないままだったそうです。城東貨物線は近い将来、新大阪から大阪南部方面（関西本線）との連絡線として、客扱いをする路線に変更されると聞いています。それに伴い、現在は単線ですが、複線化されるようで、すでに整備作業が進められているところもあるようです。現在は1日に数回、DD51がコンテナ貨物を牽くのんびりした路線ですが、大阪の北と南を結ぶ幹線に変身することはまちがいありません。そうなるとこの仮橋も確実に姿を変えていくでしょう。地元の人間として、これからも変化のようすを見守りたいと思います。立派なトラス橋ですが、人が渡る部分は、あくまでも「仮」橋です。望遠レンズの圧縮効果を利用した構図が、この橋らしさを表現する定番カットです。

2006/02/13

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「つばめ」いろいろ

「つばめ」といえば国鉄時代から由緒のある名前で、歌舞伎でいえば市川団十郎とか坂田藤十郎というような大名跡です。現在は九州新幹線の名称として使われていますが、新幹線開業までは在来線の特急として疾走しておりました。この大名跡を使うにあたってJR九州は、他のJR各社から了解を取りつけたという話を聞いたことがあります。今回、博多駅構内では「つばめ」に関連するものをいくつか見ました。印象に残ったものの１つは「つばめ」のコインロッカー、もう1つはパンで作った「つばめ」号です。大名跡はやはり形が変わってもオーラを発して人を惹きつけるようです。コインロッカーの扉に描かれた九州新幹線「つばめ」駅構内にあるパン屋さんが開店20周年記念にパンで作った「今のつばめ」

2006/02/12

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蒸機現役時代の原田駅にて

実は今から36年前の1970（昭和45）年8月3日、私は原田駅の筑豊線ホームに停まっているD60牽引の客車列車を撮影していたのです。本日の「思い出の1枚」はそのときのカットですが、この列車が停まっていたホームの雰囲気は、今もあまり変わっていません。懐かしい情景だと感じたのは、こうした理由があったからです。この写真には、かなり後方にですが、ホームの覆い屋根も写っています。それから原田にはターンテーブルもあったんですね。筑豊本線の終点ですので、考えてみれば当然のことですが、このネガをスキャンするまでは、きれいに忘れていました。ターンテーブルがあったあたりには今、駅前マンションが建っています。時の経過をしみじみと感じます。

2006/02/11

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原田駅の印象

7日に原田駅を通過する「リレーつばめ」をご覧いただきましたが、そのときにも書かせていただいたように、原田駅の1番線と2番線のホームは、それぞれ筑豊本線と鹿児島本線のホームとなっており、覆い屋根は昔ながらの木造です。本日の「思い出の1枚」は、別の角度から見た原田駅のホームです。筑豊本線、特に原田線と呼ばれる桂川・原田間は非電化区間ですので、単行の気動車がのんびりと走っています。対照的に鹿児島本線は旅客量も多いため、普通列車といえども、高速の電車がハイスピードで駆け抜けていきます。そうした対照的な光景が日常的に繰り広げられている原田駅ですが、覆い屋根は昔ながらのもので、個人的にはとても懐かしく思いました。そう感じた理由については、明日のブログで書かせていただきます。

2006/02/10

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赤い電機が牽く貨物

天拝山での撮影を終え、原田駅に引き返そうとしていた矢先、貨物列車がこちらに接近してくるのが見え、思わず撮った写真が本日の「思い出の1枚」です。大阪に住んでいる関係で、私自身にとって赤い交流電機はもの珍しく、できるだけ撮影したいと思っていたのですが、貨物のダイヤが今ひとつ分からなかったため、待ち構えることができず、おかげで、折角やってきた貨物列車を2本ほど撮り逃がしてしまいました。この写真も、メモリーが残り1枚分というところで撮ったものです。ちょっと遠いかな、という気もするのですが、1カットでも撮影できたことをラッキーだと思わねば……。

2006/02/09

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駆ける！

鹿児島本線の博多と久留米の間は、JR九州の大幹線中の大幹線ですので、鹿児島本線だけでなく、長崎本線や久大本線の特急も次つぎとやってきます。上り下りあわせると、数分に1回は何らかの列車を撮影することが可能です。今回、デジ一眼を導入するにあたって、楽しみにしていたことがありました。それは、流し撮りに挑戦するということです。フィルムの場合、流し撮りがうまくできたかどうかは現像してみなければ分からず、それはそれでワクワクするところもあるのですが、リスクを考えると、それほど気軽にはチャレンジできませんでした。しかし、デジカメの場合は結果がすぐに分かりますし、鹿児島本線のように頻繁に列車が通過するところは、格好の練習場所と言えるのです。天拝山は、程よい距離からサイドをねらえますので、ぜひともチャレンジしたいと思っていました。というわけで、本日の「思い出の1枚」は長ダマを手持ちでブン回した結果の1カットです。

2006/02/08

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原田駅を通過する「リレーつばめ」

鹿児島本線原田駅はホームがカーブしているため、インコーナーからだと列車がきれいに撮れるのですが、アウトからでもそれなりにおもしろい写真が撮影できます。この駅の1番線と2番線ホームの覆い屋根は昔ながらの木造建築がそのまま残っています。カーブしているため、軒の支えがリズミカルに続いて独特の雰囲気を醸し出しています。ちょうど「リレー特急つばめ」が差しかかりましたので、屋根のカーブを取り入れて画面を構成してみました。

2006/02/07

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天拝山の印象

「ああ、あの大きな樹が植わっているところね」と言われるほど、鹿児島本線原田駅と天拝山駅の間にある大樹は、昔から有名です。形が良いため、全体を入れてワイドでまとめるのも良し、望遠で一部を切り取るのも良し、と料理の仕方は、いかようにも可能です。本日の「思い出の1枚」は、目的とする樹を中心に、バイパス道路の歩道から撮影したものです。カメラと線路の築堤との高さがほぼ同じくらいになるため、列車はサイドから撮影できます。折りしも、ハイパーサルーン型の特急がやってきました。白い「かもめ」と同様、この列車も乗降口は車体の真ん中付近にあります。九州特急の特徴の1つですが、この写真からはそうした点もよく分かります。

2006/02/06

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九州ブルトレ「はやぶさ」

昨日まで九州へ行っていました。今日からしばらくの間、九州で撮影した写真をご覧いただきたいと思います。福岡に到着後、新規導入機（Nikon D200）の撮り初めを兼ねて、博多から30分ほどのところにある鹿児島本線原田駅に足を運びました。到着してほどなく、熊本行きの「はやぶさ」がやってきました。原田といえば、隣の天拝山との間が昔から有名な撮影ポイントですが、そこまで行っている時間がなかったため、とりあえずホームの端で駅撮りを行いました。お手軽なホーム端とはいえ、下り列車はきれいにカーブを描いて進入してきますので、かぶりつきの編成写真が簡単に撮れる、なかなか好ましい場所です。ブルトレが相次いで廃止や統合されている昨今、現在残っている列車も、いつまで存続するかは予測できません。その意味で、九州内を単独のヘッドマークをつけて走る「はやぶさ」を撮影できたのは、うれしいことでした。

2006/02/05

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ちょっとだけ昔の「白鳥」

本日は電車がお題となっていますので、「思い出の1枚」は大阪駅で撮影した「白鳥」をご覧いただきたいと思います。ボンネット型でないのが残念ですが、隣のホームに福知山線のDD51牽引普通客車列車がさりげなく停まっていたりするあたりが、ちょっとだけ昔の記録写真です。

2006/02/03

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トンネル抜けて、鉄橋渡り

四国は昔から気動車天国ということもあり、気動車がテーマの日である金曜日は、このところ続けて四国のディーゼルカーをご覧いただいていますが、本日も引き続いて四国・土讃線の気動車をご覧いただきたいと思います。妻の実家が高知県ということもあり、土讃線は私にとって身近な撮影フィールドです。本日の「思い出の1枚」は、2005（平成17）年7月17日に土讃線の穴内と大杉の間で撮影した普通列車です。「汽車、汽車、しゅっぽ、しゅっぽ～♪」という童謡のなかに、確か「鉄橋だ、トンネルだ、楽しいな」というフレーズがあったように記憶しています（あいまいにしか覚えていせんので、間違っているかもしれません）。つまりは、鉄道に欠かせないアイテムとして鉄橋とトンネルが挙げられるということを、この歌は端的に表しているように思えるのです。トンネルを抜けて鉄橋を渡りと、まさしく歌詞どおりのシーンが本日の「思い出の1枚」です。

2006/02/03

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リヤカーと前進蒸機

以前もこのブログで書かせていただきましたが、撮りっぱなしになっているポジを少しずつ整理しています。この間まで作業を行っていたのが（といってもまだ完了したわけではありませが)、2004（平成16）年の年末に中国・集通鉄路で撮影したフィルムです。私がいつも一緒に訪中するグループは、仕事の都合もあって1回の訪中日数は5日程度、そのため、実質の撮影期間は3日ほどです。そのため、それほどたくさんフィルムを消費するわけではありませんが、それでも毎回20本弱のスリーブが誕生します。本日の「思い出の1枚」はその中の1カット、2004（平成16）年12月27日に集通鉄路のホルク機務段で撮影したものです。前進型蒸機のそばに止めてあるリヤカーをからめて撮りました。このリヤカーは火室から出た灰を運ぶためのもののようです。そしてその後方では、次の仕業に備えて、今まさに機関士が前進のキャブに乗り込もうとしています。いつも思うのですが、前進型蒸機は斜め後ろから見ると、C62を連想させるところがあり、個人的にはお気に入りの角度です。

2006/02/02

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竜華のEF15

ブログの更新は無理かな、と思ったのですが、ホテルのロビーに宿泊者が自由に使えるパソコンがありましたので、それを使えば何とか更新が可能のようです。本日からしばらくの間は旅先からの書き込みです。電気機関車がテーマの今日は、近く天賞堂からプラ製のHOモデルが発売されることになっている（もしかすると発売されたかもしれません）EF15の写真を選びました。関西本線の竜華機関区には、蒸気機関車なきあと、EF15やEF58などの電気機関車が集まっていました。本日の「思い出の1枚」はそうした中の1カットです。サイドから撮影していますので、よく分からないと思いますが、竜華のEF15は前照灯がシールドビームで２灯化されていました。個人的には昔ながらの１灯の方がいいのになあ、なんて思っていました。旧型電機の特徴である前部の手すりが私は好きです。

2006/02/01

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