「つばさ」スノーシェッドを駆け抜ける
最終日、米沢から福島へ抜ける途中、奥羽本線(山形新幹線)に沿って移動してみることにしました。この区間は山越えをするため、カーブが連続しているので、もしかすると好撮影ポイントがあるかもしれないと思ったのですが、人里から離れすぎているため、道路と線路が接近する所も、数えるほどしかありませんでした。そこで駅撮りができないかと思い、いくつかある駅の1つに立ち寄りました。しかし、カーナビが示す場所に着き、周囲を見回して驚きました。駅全体が囲いで覆われているのです。南国育ちの私たち夫婦は、雪国の冬がどれほど厳しいものなのか、現実的な感覚として今ひとつ理解できないのですが、駅全体がスノーシェッドで覆われているという、この一点において、このあたりが冬場、いかにすごい状況になるのかということを実感できたような気がします。