神崎川を渡るDD51貨物
これまで使っていたニコンのデジタル一眼レフはDXフォーマットですので、レンズの焦点距離が1.5倍になりました。たとえば、200ミリレンズは300ミリの望遠レンズとなりますから、望遠系を多用する鉄道写真にとっては好都合なのですが、広角レンズは標準レンズに近くなり、ワイドのカットを撮るのに苦労することがありました。新型機は35ミリフルサイズのFXフォーマット(ファンクションボタンでDXフォーマットにも切り替え可能)ですので、レンズの焦点距離は本来のものになります。これまで出番の少なかった広角系レンズにも、再び活躍の舞台が与えられることになりました。城東貨物線でのマーキングでは広角系を試すことにしました。場所は神崎川鉄橋。お昼ちょい過ぎのDD51貨物は定時にやって来ました。今日の牽引は原色機が担当しています。標準域からワイド系にかけて画角を変えながら連写してみましたが、こういうワイドの写真も悪くないな、と撮影後の画像チェックで、ちょっとだけニンマリ。