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ブログ「鉄道幻灯館」

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2010年12月の記事

全29件 (29件中 1-29件目)

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今年のトリは国鉄色「雷鳥」

妻の実家へ帰省しておりましたので、2日ほどブログの更新が滞りました。帰省中の1日は土讃線のお決まり撮影ポイントを一回りしてまいりました。そのときの写真は、新年に改めてご覧いただきたいと思っております。今年は年末恒例の中国大陸詣でが取り止めとなったため、冬休みに入っても、撮影で遠出することなく、近場での撮影になるだろうなあ、と思っております。グスン。ま、この冬は485系国鉄色「雷鳥」や183系準国鉄色「北近畿」など、お見送りを控えている列車がいくつかありますので、フィーバーが起こる前の静かな時間帯に撮りだめするのもいいかな、と思うのでありますが、やっぱりちょっと自分に言い聞かせているところがあるかなあ（ああ、ちうごくのカマたちよ、永遠なれ）。それにしてもクリスマス寒波の襲来以来、日本海側のダイヤには時折乱れが見られるようです。最近も何度か「雷鳥」や「日本海」を狙ったのでありますが、「雷鳥」は定時、もしくは若干の遅れで通過するものの、「日本海」は大幅に遅れていることがしばしばあり、待ちきれなくて撤収ということが続いております（いやあ、もう、寒いっす）。この日はうれしいことに「雷鳥」も「日本海」も撮影することができ、ウキウキ気分で家路を辿ることができたのでございます。さて、今年も残すところあと1日。振り返れば、この1年間、いろいろな所で鉄道写真を撮ることができました。来年はどのような心躍るシーンに出会えますでしょうか。楽しみにしたいと思います。それではみなさま、よいお年を。今日12月31日は、大晦日、シンデレラデー、そばの日だそうです。

2010/12/31

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名神クロスのローピン・パーイチ「日本海」

夏以来続いている「日本海」の撮影。東海道本線、湖西線、北陸本線と、いろいろなところで撮らせていただきました。定番中の定番といえば、「名神クロス」もその1つでございましょう。ここは、いつ行っても誰かがカメラを構えています。天気の良い日は当然、曇っている日でも立っていらっしゃいます。一旦出かけようとスイッチが入った日には、曇っていても諦めることができないというのが「鉄」の悲しい性。よ～く、分かりますとも、その気持ち。わたくしも「待て」ができない性分なのでございます。この日も曇り日なので、もう一つ気持ちの盛り上がりには欠けましたが、当たり前の列車同士の並走シーンをはじめ、いくつか興味深いシーンもゲットでき、とりあえずは燃え上がる写欲を鎮めることができたかな、と。「日本海」もローピンで来てくれたしと、ひとまず満足の面持ちで撤収するわたくしでございました。今日12月28日は、ディスクジョッキーの日、身体検査の日、シネマトグラフの日、米の日、ニワトリの日だそうです。

2010/12/28

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走れ、走れ

「数は力なり」というのが、わたくしの昔からの持論でございます。同じものでも1つより2つ、2つより3つと、数が増すほどインパクトが強くなるからであります。昨日は京阪電車のすれ違いをご覧いただきましたが、本日は東海道本線における普通と新快速の並走を、本日の「思い出の1枚」にさせていただきます。場所は、これまで幾度となく通っている通称「名神クロス」でございます。この日はローピンパーイチの「日本海」と国鉄色「雷鳥」狙いで出かけました。そのため、眼下を通り過ぎる新快速や普通電車を見ても、シャッターを押すことはほとんどありません。こうしたものをこまめに撮影しておけば、のちの時代に結構な「お宝」となることは、過去の経験からよく分かっているのですが、ついついやり過ごしてしまうのです。そうした折、2本の電車が並走しながら近づいてくるのが視界に入ってきました。お！このシーンに対しては、さすがにのんびり屋のわたくしでも、シャッターボタンに指がかかりましたね。かつての快速電車221系も、最近は普通列車として運転されているシーンをしばしば目にいたします。そのうち東海道本線や山陽本線などの主要幹線からは姿を消してしまうのでしょうかね。世代交代は世の習いでございますが、若いころ第一線でバリバリ働いていたサラリーマンが、定年を迎えて人知れず引退していくのを連想して、おぢさんとしては、何だか身につまされるものがございますよ。今日12月27日は、ピーターパンの日、浅草仲見世記念日、仏壇の日、交番の日、ツナの日、こどもの本の日、インテリアの日だそうです。

2010/12/27

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京阪・夢のすれ違い

車も走る路面をゆっくりと進む一般型の電車は、路面電車とは違う迫力と魅力がございます。浜大津の周辺で1時間近くウロウロし、浜大津駅の駐車場へもどってきたとき、偶然、上下の列車がすれ違うシーンに遭遇しました。お、ラッキー！片や旧型、片や新型。旧型タイプには「BUNKAZAI」と、京都・滋賀の歴史と伝統を守ることをPRするラッピングとヘッドマークが施されていますが、ともに伝統の京阪カラー。路面電車のすれ違いは、今まで何度も目にしていますが、一般車輌が道路の上ですれ違うなんて、ここぐらいでしか見れないでしょうね。いやあ、おもしろい！　年の瀬に良いものを見せていただきました。今日12月26日は、プロ野球誕生の日、風呂の日だそうです。

2010/12/26

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名残りのもみじ

京阪坂本線で併用軌道となっているのは浜大津と三井寺の間です。この日もわたくし同様、明らかに「お鉄」と思われる方が数名、カメラを持って沿線に立っていました。併用軌道で列車主体の撮影が一段落して、まわりを見回すと小さな公園に、まだ赤い葉を残したもみじの木がありました。お、いいじゃな～い。名残りの紅葉を画面に入れ、通り過ぎる列車を待ちかまえました。やってきたのは、何ともカラフルに変身した車体でしたが、ダークグリーンと赤い葉っぱの組み合わせはクリスマスのリースを連想させ、これはこれでアリかな、と。今日12月25日は、クリスマス、スケートの日、昭和の日、終い天神、歯茎の日、天神の縁日だそうです。

2010/12/25

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クリスマストレイン

今日はクリスマスイブ。町は浮かれ、若きカップルたちは、年に一度の大イベントに、勝負服を着こんで気合いが入るのでありましょうなあ。ま、そんなことは遠い昔のことになってしまったわたくしのようなおぢさんにとって、今日は何ていうことのない一日でございます（あ、何か負け惜しみっぽいなあ）。湖西線で「雷鳥」と「日本海」を見送ったあと、早々と撤収して家路を辿ろうとしたのでありますが、このまま帰ってしまうのも何だかなあ、ということで寄り道できるところはないか、と思案したところ、浜大津の駅が浮かんでまいりました。そうだ、京阪電鉄坂本線の併用軌道があった！浜大津で撮影するのは久しぶりです。2008年の正月、品川530さんと新年恒例の撮りぞめでこの付近をウロウロして以来です。それにしても、約3年ぶりに訪れて驚きましたね。車輛が随分カラフルになっているのですよ。前はラッピングや装飾の施された車体はほとんど見かけなかったのですが、今はノーマルカラーの方が少ないくらい。なかでも驚いたのは、このクリスマストレイン。クリトレと言えば、磐越西線のC57を連想してしまいますが、西にもしっかりと存在したのです。知らなかった～。よく見ると、車体側面に描かれた大きなリボンにはLED電球がライン状に施されています。昼間ですから分かりませんが、夕暮れが迫るころには電飾でピカピカと輝く電車になるのでしょうね。写真では難しいかもしれませんが、ビデオならきれいかも。夜のクリスマストレイン、一度見てみたいものです。それではみなさん、聖なる夜に願いを込めて、Merry　クリスマス！今日12月24日は、クリスマスイブ、納めの地蔵、削り節の日、ぷよの日、地蔵の縁日、愛宕の縁日だそうです。

2010/12/24

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伝統の国鉄色485系「雷鳥」

来春のダイヤ改正を見据え、夏ごろから湖西線や北陸本線へ通う回数が増え、おかげさまで、自分なりにはちょっぴり満足できる作品もいくつか残せたように思っております。JR西日本から正式発表がありましたが、「雷鳥」は来年3月12日のダイヤ改正により「サンダーバード」に変身いたします。すでに想像していたことではありますが、現実のものとして突きつけられると、やはり少々焦りを感じるのでございます。「雷鳥」廃止の一方で、「日本海」はあとしばらく存続することになったようです。これはよかったですね。ほっ。すでに「雷鳥」フィーバーの前兆は始まっているような気がしますが、年が明けたころから本格的になるんでしょうねえ。お祭り騒ぎになる前のあと少しの間、「雷鳥」と静かな対面が続けられたら、と思っています。今日12月23日は、天皇誕生日、テレホンカードの日、東京タワー完成の日、歩民（府民）の日、ふみの日、踏切の日だそうです。

2010/12/23

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RM329号で城東貨物線の撮影ガイド

城東貨物線DD51の終焉が間近ということで、昨日発売になった『レイルマガジン』329号で撮影ガイドを担当させていただきました。地元ということもあり、これまで折々に訪ねていた城東貨物線。都会の真ん中でありながら、いろいろなバリエーションで楽しむことのできる路線。電化区間でありながら、DD51が定期運用されている線区。希少な存在でありました。それがいよいよ大団円を迎えます。今回の特集をご覧になって城東貨物線へ行ってみようか、と思っているあなた。そう、あなたです（笑）。急いでくださいね。残された時間は、本当にあと僅かですから。わたくしの拙いガイドが、少しでもお役にたてば幸いでございます。今日12月22日は、労働組合法制定記念日、改正民法公布記念日だそうです。

2010/12/22

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さらば183系特急

本日の「思い出の1枚」は、昨日アップしたカットの逆サイドバージョンでございます。こういう角度で見る準国鉄色も、なかなかのものです。カッコいい！すでに先日のブログでも書かせていただきましたが、来春のダイヤ改正で福知山線の「北近畿」は「こうのとり」へと変身します。これまで慣れ親しんできた183系という車輛に加え、列車そのものも、また1つ過去帳入りするわけであります。寂しいものでございます。グスン。年末恒例だった中国大陸のSL撮影行も、今年は断念。久々にゆっくりとした年末年始を迎えることになりそうです。その代わりといっては何ですが、地元の国鉄色485系「雷鳥」や183系特急たちに、しっかりと「お名残り」を伝えることにしましょうか。どうせ、3月が近づけばお祭りフィーバーが起こることは必至なのですから。今日12月21日は、クロスワードパズルの日、遠距離恋愛の日、納めの大師、漬物の日、ふれ愛交番の日、大師の縁日、馬に親しむ日、あゆの日だそうです。

2010/12/21

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片持ち区間ですっきり

四国の高松周辺で見かけたことがあるのですが、複線区間ながら架線柱が片持ち式になっているところがございます。ポールがないわけですから、目障りな障害物の影響を受けることなく、すっきりした写真を撮ることができるのであります。わたくしが知る限り、福知山線にも一カ所、そうした片持ち式の区間がございます。ラッキー。ただ、アウトカーブから撮影するため、編成全部は入りません。それを補うため、被写体にググッと接近し、画面いっぱいになるよう切り取ったのが本日の「思い出の1枚」であります。どうです、すっきり迫力の1カットでございましょう？今日12月20日は、デパートの日、霧笛記念日、道路交通法施行記念日、シーラカンスの日、鰤（ぶり）の日、ワインの日、マイカーチェックデー、少年を非行から守る日だそうです。

2010/12/20

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準国鉄色「北近畿」を素直に

昨日のカットを撮影した場所から少し移動すれば、逆向きの列車を撮影することができます。このあたりは、線路が東西に伸びており、北側に架線柱があるため、お昼前後であれば、上り下りともそれほど光の向きを気にすることなく、良好な光線状態のもとで撮影できるのでございます。というわけで、移動いたしました。さらに、事前に得た情報では、次の「北近畿」は準国鉄色なのでございます。これは気合いが入ります。よっしゃぁ、かかってこんかいやぁ！　わたくしが陣取ったのは踏切のそば。直線コースで見通しもよく、そういう場所に往々にしてありがちな障害検知器や発煙筒ポールなどもございません。素直な編成写真が、お手軽に撮影できるのであります。というわけで、本日の「思い出の1枚」は準国鉄色の素直な編成写真でございます。今日12月19日は、日本初飛行の日、トークの日、熟カレーの日だそうです。

2010/12/19

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なが～い「北近畿」

山陰本線から福知山線へ転線して183系を追いかけるというのが、わたくしの中では1つのパターンとなっております。望遠で切り取るのか、ワイドで接近戦を試みるのか、これは重要な選択でございますね。鉄道写真の場合、被写体との関係で、望遠レンズを多用することが多いのですが、たまには線路際かぶりつきの接近戦というのもよいものでございます。もちろん、安全には十分注意して、ということになりますが……。このときも、久しぶりに砂かぶりで183系の雄姿を拝見させてもらおう、と思ったのでありますよ。通常、「北近畿」は4連もしくは6連なのですが、この5号は4連＋3連の7輌編成となります。ですから、線路際でカメラを構えていると、いつ果てるともなく列車が続くという感じがして、ワクワクするのでありますよ。今日12月18日は、国連加盟承認の日、東京駅の日、納めの観音、鬼子母神の縁日、米の日、頭髪の日、米食の日、二輪・自転車安全日、北海道清酒の日、麻雀の日だそうです。

2010/12/18

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スポットライトをあびた白子さん

昨日のカットが12日掲載カットとの対比ならば、本日のカットは13日掲載カットとの対比でございます。ともにサイドには光があたっておりますが、正面が影になっているのか、明るく輝いているのかという違いでございます。むか～し、化粧品のCMに、顔の白い「白子さん」、くすんだ「黒子さん」というのがありましたが（ただし、これを知っているのは、かなり年配の方でしょうな）、やはり、午前中に撮った、本日の「思い出の1枚」である白子さんの方がよろしいようです。実はこのとき、雲が複雑な動きをしていまして、列車が通過するほんの10秒前後だけ、大きな雲と雲の間から差し込んだ光で、この付近はスポットライトをあびたように輝いたのであります。その証拠に、バックの山々は陰っていますでしょう？　直前までヤキモキさせられましたが、結果オーライの1枚となった1カットでございますよ。今日12月17日は、飛行機の日、安全の日だそうです。

2010/12/17

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183系特急「たんば」

同じ場所でも、午前と午後では光の回り具合が違う、という例を示したのが本日の「思い出の1枚」でございます。このカットを撮ったのは、12日にご覧いただいたのと同じ場所。準国鉄色か、JR西日本色かという問題はひとまず横に置いといて、やはり光線的には準国鉄色を撮った、昼過ぎから午後にかけての方が宜しおすなあ。でも、こちら（JR西日本色）の方は、カメラの位置を若干低くしたため、迫力が増したのではないでしょうか。ま、こうして試行錯誤を繰り返しながら経験則を積み重ねていくわけでありますね。何ごとも勉強でございます。今日12月16日は、電話の日、電話創業の日、紙の記念日、念仏の口止め日だそうです。

2010/12/16

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中間車を運転台改造した特急

183系の「ビッグX」特急には、準国鉄色とJR西日本色の2種類がございます。人気が高いのは準国鉄色で、それにあわせてファンもお立ち台に集まっています。来春に向けて今後、その動きは一層強まるものと想像されます。でもっ、JR西日本色を記録しておくことも大切ですよ。いなくなってから気がつく親の恩ということばもございます。消えてしまってから、しまったと思っても後悔先に立たず、あとの祭なのであります。JR西日本色の中で「異色車」と思われるものがございます。舞鶴線を走る特急「まいづる」であります。この列車は綾部で離合・併結して東舞鶴へと向かうのですが、舞鶴線内はわずか3輌という短編成のため、東舞鶴に向かって3輌目は中間車を運転台改造した車両となります。東舞鶴で折り返し、綾部まで帰ってくる間はこの中間車改造車が先頭となります。中間車を運転台改造した特急なんて、この「まいづる」くらいしかないのでは？　もっと注目されてもよいのになあ、とわたくしは密かに思っているのでありますよ。今日12月15日は、観光バス記念日、ひよ子の日、お菓子の日、中華の日、レンタルビデオの日だそうです。

2010/12/15

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「北近畿」から「こうのとり」へ

特急「北近畿」は来春のダイヤ改正で姿を消し、「こうのとり」に変身いたします。地元の要望に加え、豊岡付近で行われている「こうのとり」の飼育を応援する意味から改称することになったそうです。日本の特急の名称に、鳥にちなんだ名前がつけられるのは昔から多くありました。いわく、「つばめ」「はやぶさ」「とき」「しらさぎ」「雷鳥」「白鳥」「はくたか」「かもめ」など、ざっと思いつくだけでも5、6個は指を折ることができます。ここに新しく「こうのとり」が付け加わるわけでございますね。ところで、この列車に新婚さんが乗ったら子宝に恵まれる、なんて、おいおいオヤジギャグだぞ。今日12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日、義士祭、南極の日だそうです。

2010/12/14

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準国鉄色183系特急「きのさき」

下り「きのさき」の通過後、ほか弁などを買い出しに行き、お昼の準備をするとともに、少しだけ場所を移動し、上りの「きのさき」に備えます。ま、ここでいいかな、と思い、いざお弁当を、と思ったとき、時刻表を確認すると「タンゴディスカバリー」が下ってくることに気がつきました。折角だからこれもいただきましょう、ということで下り「きのさき」を撮った場所へ再移動。あたふたしながら撮影を済ませ、上り列車用ポイントへもどってようやくお昼にありつきました。腹減った～。ごちそうさま、のあと、しばらくすると上り「きのさき」がやってくる時刻となりました。天気は相変わらず晴れて良い感じなのですが、太陽の移動に伴い、正面には光が回らない状態になっておりました。残念！　これは改めてリベンジする必要があるようでございます。今日12月13日は、正月行事始め、ビタミンの日、双子の日、お寺の日だそうです。

2010/12/13

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北近畿ビッグX

京都・大阪と近畿北部の都市を結んでいる山陰本線や福知山線、北近畿タンゴ鉄道などを大まかに眺めると、Xの字のように見えることから、近畿北部を走る特急群は「北近畿ビッグX」と総称されているそうでございます。ちなみに、「ビッグX」というと昔、同名のマンガがございましたね。懐かしゅうございます。京都行きの準国鉄色「はしだて」を良好な光線状態のもとで撮影したあと、それが「きのさき」に変身してやってくるのを綾部の手前で待つことにしました。途中、数カ所で撮影していったため、現地に到着したのはお昼前。撮影地は申し分のない光線に包まれています。わくわく。同じ場所ですでにセッティングを終わられていた方と、しばしお話をさせていただきました。お聞きすると、来春のダイヤ改正で新型の287系が投入されると、先に姿を消すのはJR西日本色の方だそうです。ふむふむ。準国鉄色の方は改正後もしばらくは存続するらしい、という情報でございます。信憑性の有無はともかく、183系に残された時間があまりないのは間違いありません。準国鉄色、JR西日本色の区別なく撮影しておくことが大切なようです。今日12月12日は、バッテリーの日、漢字の日、ダズンローズデー、児童福祉法公布記念日、パンの日、豆腐の日だそうです。

2010/12/12

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準国鉄色183系特急「はしだて」

播但線、山陰本線のキハ181系「はまかぜ」、湖西線、北陸本線の485系「雷鳥」、城東貨物線のDD51、そして福知山線、山陰本線の183系「はしだて」「きのさき」「北近畿」と、国鉄時代を象徴する名車たちが次々と終焉を迎えようとしています。キハ181系、485系、DD51には、とりあえずわたくし的にはお名残りを言えたかな、という気がしているのでございますが、183系にはまだ十分とは言えない状況です。183系には準国鉄色、JR西日本色と2種類のカラーリングがあり、人気が高いのは、もちろん準国鉄色の方ですが、JR西日本色もいずれは消え去る運命にありますので、なんでも撮っておこうの精神でカメラを向ける必要があると思っております。先日、山陰本線から福知山線にかけて183系お名残り撮影第1弾を行ってまいりました。定番の撮影地を一回りしたのでございますが、すでに軽いフィーバーが始まっている気がしましたね。お祭り状態になると出かけるのがいやになる体質ですので、今のうちに名残りを伝えておかなくては。これからしばらく183系からも目が離せません。今日12月11日は、百円玉記念日、ユニセフ(UNICEF)創立記念日、胃腸の日、タンゴの日、めんの日だそうです。

2010/12/11

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683系の離合

トワイライトが通過したあと、気分的には撤収して帰宅という状態だったのでありますが、この近くで撮影に適した場所はないものか、次回のためにちょっとだけロケハンをしていきますか、と付近をぶらつくことにいたしました。はい、わたくし、あれもこれもと欲張りなのでございますよ。加賀温泉駅の近くへ行くと、田園地帯が少しだけ開けているところがありました。トワイライト通過後、空は急速に雲で覆われ、光の量が急激に落ちてまいりました。もう帰ろうかな、と思った瞬間、近くの踏切が鳴り出しました。帰りがけの駄賃に1枚頂戴するか。おいおい、ロケハンだけやったのと、違うの？　ええ、やっぱり欲張り者ですから。1回だけ、と思っていたのが、そこは名だたる特急天国の北陸本線。「サンダーバード」や「しらさぎ」、合間をぬって普通電車が次々とやってきて、気がつけば30分以上も腰を落ちつけておりました。言うことと、することが違うやん！そして、これがいよいよ最後かな、と思っていると目の前で683系同士がすれ違ったではありませんか！通過後、モニターで確認すると、あとコンマ何秒か早くシャッターを切っておれば、とちょっぴり不満が残ったのではございますが、離合シーンをゲットできただけでもよしといたしましょう。「今日はこれぐらいにしといたらぁ」と大阪ギャグをかましながら、撤収したのでございますよ（爆）。今日12月10日は、世界人権デー、ノーベル賞授賞式（ストックホルム）、三億円事件の日、アロエヨーグルトの日、LPガス消費者保安デー、植物油の日だそうです。

2010/12/10

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ギラリのトワイライト

錦秋の湖北風景を撮ったあと、小松まで長駆しました。1つは九谷焼の陶芸村を訪ねること、また1つは親しくさせてもらっている九谷焼の陶器ショップを訪問すること、さらにもう1つは午後の下りトワイライトを撮るためでありました。今年になって、ふとしたきっかけで焼物に興味を持つようになり、鉄の撮影の合間に窯元を訪ねたりして、わたくし的には一挙両得的な休日を送っております。この日もそうした1日でございました。九谷焼では、これまでに2人の人間国宝が出られていますが、そうした方々の作品なんか、それはもう美しいもので、わが家にもこんな皿や壺があったらなあ……と思うのでありますが、その分、お値段も目ん玉が飛び出るほどで、あ、ムリ、ムリとすぐさま白旗を掲げるわたくしでございます。陶器ショップで小一時間ほど、よもやま話に花をさかせたあと、大聖寺へと向かいました。午後のトワイライトを迎えるためでございます。跨線橋の上から俯瞰するというアングルでございますが、晴れると正面にドン！　と太陽が入りますので、少し横に移動して待機いたします。機関車の正面は影になりますが、サイドライトでボディ側面は輝くだろうというのが、浅はかな目論みなのでございます。定刻。わたくし同様、大阪から駆けてきたモスグリーンの編成がカーブの向こうに姿を現しました。おお、ギラギラではありませんか。カメラをパンしつつ、レンズをズーミングして列車を追いかけます。ふぅ～。何とか押さえられたかな、と安堵のため息。「祝君旅行　順風満帆」。トワイライトで遠路札幌をめざす方々に祈りを捧げつつ、撤収いたしました。今日12月9日は、障害者の日、漱石忌、クジラの日だそうです。

2010/12/09

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錦秋の「雷鳥」

湖北エリアではローピンの「日本海」が通過したあと、10分ほどの間をおいて国鉄色の「雷鳥」がやってきます。大イチョウカットと同じではおもしろくないと思い、少し移動しました。永原からの長いトンネルを抜けて湖北エリアへと入ってきた列車は、マキノへ向けて長い坂を下ってまいります。今、その背後の山々がとっても美しい。まさしく錦秋。ここに国鉄色を配した日にゃぁ、ああた、思わず感嘆の声が出るというものでございますよ。おお、ビュリフォ～！今日12月8日は、レノンズデー、太平洋戦争開戦の日、針供養、米の日、屋根の日、歯の日、果物の日、おみやげ感謝デーだそうです。

2010/12/08

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ローピン「日本海」と黄葉の大イチョウ

今、湖北は晩秋の黄葉に彩られております。海津天神社の近くにある大イチョウは、この時期になると、わたくしの気になる木の1つになります。もうどれくらい色づいたかしら。撮影はできるのかな。明日の天気はどうなるのだろうか、と。何度か様子を確認しに行き、まだ早いか……と別の場所へ撮影地を変更することの繰り返しでございました。そして先日、ようやく色づきが頃合いとなったため、満を持して撮影に挑みました。でも、湖北特有の天気に悩まされましたね。あのあたりは滋賀県とはいえ、実質的には日本海側、福井県嶺南エリアの天気と一緒です。何てったって、太平洋側と日本海側を隔てる山々がドンッ、と控えているため、雨や雲が出やすい。この朝も、マキノに近づくにつれ、それまで雲一つなく晴れていた空に雲の量が増え、現地に着いたころには雨まで降り出す始末。ああ。「日本海」が通過するころには止みましたが、それでも曇り空のまま。仕方ないか……。昨年は横アングルで狙いましたが、今年は縦位置にしてみました。機関車の入る空間が狭い分、難易度アッ～プ！で、本番。何とか写し止めることができました。ほっ。今日12月7日は、神戸港開港記念日（神戸市）だそうです。

2010/12/07

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ローピン、パーイチ、水鏡

城東貨物線の定点観測報告が一段落しましたので、ちょっと日にちが前後するのでございますが、湖西線や北陸本線のカットをご覧いただこうと思います。琵琶湖の周辺には、もともと琵琶湖であったものが、長い時間をかけて琵琶湖から切り離され、内陸の池となったものがいくつか存在いたします。湖北の貫川内湖もその1つ。池から少し離れたところを湖西線の高架が走っており、周辺の雰囲気も好きなので、湖北へ行った折には時々立ち寄るポイントであります。うまくいけば水鏡を狙うことも可能なのですが、残念ながら、条件が整うことは、それほど多いわけではございません。この日も、本来は別の場所でローピン、パーイチの「日本海」を狙うつもりだったのですが、様子見の軽い気持ちで立ち寄ったところ、風が全くなく、きれいな水鏡ができていましたので、これはもう撮るっきゃない！　急遽、予定を変更したのでございます。風よ、起こるな！　池よ、静まれ！　「日本海」が通過するまで、心の中でずっと念じておりました。祈りは天に通じたようでございます。ああ、うれし。今日12月6日は、大学令・改正高等学校令公布（1918年）だそうです。

2010/12/06

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終焉間近の城東貨物線DD51

思いもかけず城東貨物線ネタが続いてしまいましたが、とりあえず本日で一区切りをつけたいと思います。吹田発車があれば、百済到着をそろえなければ、完結いたしません。本日の「思い出の1枚」は、平野駅を通過して、百済の貨物ターミナルへと進入していくDD51でございます。先日、久しぶりに平野駅の近くへ行って驚きましたね。線路が付け替えられていたのと、貨物ターミナル構内の電化工事がほとんど終わっていたのでございますよ。線路が付け替えられるまで、DD51貨物は百済駅の手前で一旦停車し（下り貨物が上り線を横切ることになるため）、タイミングをはかってから構内へと進入していたのでありますが、今は停車することなく一気に入ってまいります。以前のタイミングで、のんびり構えていましたので、少しばかり慌ててしまいました。それにしても、貨物ターミナルの電化がここまで進んでしまうと、これはもう、いよいよDD51の置き換えは必至でありますな。百済駅構内が未電化だったのが、電化区間をDD51が牽引していた最大の理由だったわけですから、もう残された時間は、本当にあと僅かだという気がします。いつ「落ちても」不思議ではない状態なのです。このブログをご覧になったDD51ファンのあなた、そうあなたです。一刻も早く城東貨物線へ行かれることをお勧めしますよ（笑）。今日12月5日は、アメリカで禁酒法が廃止された日(1933年)だそうです。

2010/12/05

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DD51、吹田発進！

城東貨物線は、吹田と百済を結んで運転されています。本日の「思い出の1枚」は、下り列車の始発である吹田の発車を捉えたものでございます。吹田駅の北側にはアサヒビールの吹田工場があり、毎日スーパードライなどのおいしいビールが作り出されております（ジュル、ごくり）。地元の人間としましては、飲み屋さんなんかで「ビールはアサヒにしますか？　キリンにしますか？」などと聞かれると、ついつい「じゃあ、アサヒ」などと答えてしまいます。別にメーカーのこだわりなどなく、飲めれば何でもよいのでありますが、これも地縁でございましょうか（笑）。この写真の左手奥に見えているのがアサヒビールの工場でございます。一方、右手奥の高層ビルは40階建てのマンションであります。今回、吹田駅発車の写真を撮ったことから、昔のネガをひっくり返してみると、城東貨物線のD51が貨車を牽引して吹田を発車する40年前の写真が出てまいりました。列車の背後にはアサヒビールの工場も写っており、木箱に入ったビールの空き瓶がうず高く積み上げられているのを見つけたのでございます。そのころ、ビールのケースは今のようなプラスティックではなく、木箱だったのですね。当然、40階建てのビルなど、影も形もございません。いやいや、隔世の感がいたしますね。今日12月4日は、Ｅ・Ｔの日だそうです。

2010/12/04

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「スカラン」のDD51

城東貨物線は大阪南部のエリアに入ると、おおさか東線を走るようになります。その付近のお立ち台として挙げられるのは川俣スカイランド、通称「スカラン」でございます。特に、ここは高架区間を走るDD51を安全に俯瞰できる場所として貴重な存在なのであります。水処理場の屋上に、市民サービスとしてグラウンドや公園が設けられており、駐車場完備、無料で出入りできるというのは、何ともうれしゅうございます。今回、久しぶりに城東貨物線の定点観測をして思ったのでありますが、現在、貨物を牽引しているDD51は、すべて原色機なのでございます。過去に更新色機が走っていた時代がありましたが、残された時間が少なくなっているこの時期に、原色機ばかりというのは、いやあ、これはめでたい、うれしい！今日12月3日は、カレンダーの日（全国団扇扇子カレンダー協議会青年部会、1987年）、個人タクシーの日、奇術の日（日本奇術協会）だそうです。

2010/12/03

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城東貨物線の神崎川橋梁

城東貨物線は吹田の近くで鉄橋を2つ渡ります。1つは淀川橋梁、もう1つは神崎川橋梁であります。本日の「思い出の1枚」は、城東貨物線のハイライトの1つ、神崎川橋梁を渡るDD51貨物でございます。城東貨物線は現在、おおさか東線に生まれ変わるため、各所で工事が進められております。大阪の南部と北摂を直結させる計画は昔からあり、城東貨物線もその計画に沿って、もともと複線仕様として準備が進められました。今のところ線路は単線ですが、橋梁部分などは複線用として設置されております。淀川橋梁しかり、神崎川橋梁しかり。そういう視点で見ると、橋げた1つとっても、なかなかに面白うございますよ。近い将来、ここにもう1本橋げたが掛けられるのでしょうね。今日12月2日は、日本人宇宙飛行記念日、全国防火デー（消防庁）だそうです。

2010/12/02

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城東貨物線の築堤を駆け上がるDD51貨物

城東貨物線のハイライトは、人道橋の赤川仮橋を併設する淀川橋梁でございます。久々の城東貨物線訪問ですから、この場所を外すわけにはまいりません。正午過ぎに吹田を発車する下り列車を撮ったあと、今度はその場所で南を向いて待機しました。休日は運休となる上り列車がしばらくするとやってくるからでございます。晴れると逆サイドになるのでありますが、この日は明るい曇り空。強い影をそれほど気にしなくてもすみそうです。定刻、遠くに紅いライトが見えました。いつものように長いコンテナを従えております。そして淀川へと続く坂道を軽快に上ってまいります。緑の葉が秋の陽光に輝き、これだけを見ると、やっぱり大都会の貨物線とは思えないのでございますよ。今日12月1日は、映画の日（映画産業団体連合会、1956年）、鉄の記念日（日本鉄鋼連盟、1958年)、世界エイズデー（ＷＨＯ[世界保健機構]、1988年）、家庭塗料の日、省エネ総点検の日（資源エネルギー庁など、1980年）だそうです。

2010/12/01

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