ジオラマ風景の183系国鉄色「こうのとり」
ジオラマのような風景の中を走る183系国鉄色「こうのとり」「きのさき」を撮ったあとは、さらに移動を続けます。いつものことでありますが、わたくし、「さすらいのカメラマン」でございます(笑)。さて、次なる場所は、福知山と和田山の間のポイントであります。福知山以西は、線区としては山陰本線になりますが、「こうのとり」と「きのさき」2種類の国鉄色特急を撮影できるメリットがございます。ただ、大阪から来た「こうのとり」には福知山で終点となるスジもありますので、この点がデメリットと申せます。福知山と和田山間の撮影ポイント調べは、これまで比較的手薄になっており、以前、和田山から福知山へ移動するときにロケハンを兼ねて通ったのが初めてでありました。そのときは時間の都合から撮影することは叶わなかったのでございますが、ここはイイかも、と思った場所を見つけておきましたので、今回はそこへ足を運んだわけであります。遠くに見えた列車が緩やかにカーブを描き、最後は鉄橋を渡ってこちらへやって来るというロケーション。晴れると逆サイドになるのが玉にキズでありますが、里山の雰囲気が国鉄色によく似合う。ああ、イイなあ。こういう盆栽というか、ジオラマのような景色、好きだなあ。今日10月31日は、世界勤倹デー(国際貯蓄銀行協会、1925年)、ガス記念日(日本瓦斯協会、1972年)だそうです。