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ブログ「鉄道幻灯館」

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2015年11月の記事

全29件 (29件中 1-29件目)

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姉川築堤のC56牽引SL北びわこ1号

1号をどこで撮ろうかと考えた結果、まずは定番の姉川築堤へ行ってみることにしました。早朝に比べて天気は若干好転しましたが、夏などと違い、太陽の位置が低いため、かなり逆光気味となっています。さらに秋草が茂って足回りもかなり煩雑。う～む、遠来客には少し申し訳ない結果となりました。長浜以南の区間でトラブルがあったとかで、北びわこ号の通過が少し遅れました。長浜停車中にはのろしのような黒煙が遠望できたので、もしかすると、それなりの煙が期待できるかも、と思ったのですが、やってきたときには普段とさほど変わらない状況。やっぱりね、北びわこ号。撮影地：北陸本線長浜～虎姫今日11月30日は、シティーズ・フォー・ライフの日、本みりんの日、シルバーラブの日、オートフォーカスカメラの日、鏡の日だそうです。

2015/11/30

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SL北びわこ号の送り込み重連単機回送（EF65PF＋C56）

出雲シリーズが決着しましたので、北びわこ号へとポイントを切り替え、溜まっている過去ログのアップを続けます。東京からのテツ友3人と雨の「特別なトワイライト　山陰コース」を追いかけた翌日（11/15）、今度はC56の北びわこ号を追い求めました。折角の遠来ですから、早朝の送り込み回送から始めましょう。前日の土砂降りほどひどくはありませんが、まだ雲が残っています。この場所は晴れていると順光できれいなのですけれどね。雨が降っていないだけマシ、としましょう。さて、今日はこの秋最後の北びわこ号が走ります。2週間前と比べて周辺の景色はどう違っているのでしょうか。家庭の都合があり、湖北の地へ足を運ぶことは叶いませんが、遠くから想いをはせておきましょう。撮影地：東海道本線野洲～篠原今日11月29日は、パレスチナ人民連帯国際デー、議会開設記念日、いい肉の日、いい服の日だそうです。

2015/11/29

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宍道湖畔の一畑電車「楯縫号」

「霧の朝は晴れる」の言い伝えどおり、その日、宍道湖周辺は昼前から雲ひとつない快晴へと好転しました。午後から別の予定が入っていたため、おテツに時間を割けるのは午前中だけ。そのため、宍道湖畔の線路際を最後の撮影ポイントとして選びました。前夕は、宍道湖に沈む真っ赤な夕日を前に、テツ以外の情景写真撮影に熱くなったのですが、収めは真っ青な空と湖を前にして再び熱く燃えました。もしかすると、ご縁電車「しまねっこ号」が来るかもしれないと期待したのですが、白地基調にドアがオレンジ色に塗られた「楯縫号」でした。運よく車列が途切れ、すっきりとした背景になりました。これも運ですね。撮影地：一畑電鉄松江イングリッシュガーデン前～松江しんじ湖温泉今日11月28日は、税関記念日（1952年）、太平洋記念日、親鸞聖人忌だそうです。

2015/11/28

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霧の285系「サンライズ出雲」

島根滞在中に撮影したかった列車の一つに「サンライズ出雲」がありました。285系のうち、「サンライズ瀬戸」はこれまでにも四国の高松周辺で何度か撮影したことがありますが、「出雲」に関しては、新見近くの布原で一度撮影しただけです。ヘッドマークが入らないため、「瀬戸」も「出雲」も見た目は変わらず、よほど特徴的な場所で撮影しない限り、どちらがどちらとは分からないのですが、やはり「サンライズ出雲」として撮影しておきたい。日本の寝台列車が先細りしている昨今の状況からすると、285系の増備や新造は考えにくいため、撮れるうちに撮っておかなくては、と思うのです。滞在中に撮影できる可能性は2回あったのですが、1日目は列車遅延のために撃沈。満を持して臨んだ翌朝、松江周辺は予想もしない濃霧に覆われました。宍道湖という巨大な水がめが傍にあり、水分はいやというほど供給されるわけですから、霧が発生するのも当然といえば当然ですが、何でこの日に限って、とちょっぴり恨めしく思いました。霧のせいで少しだけ遅延しましたが、とりあえずは所期の目的を達成しました。撮影地：山陰本線玉造温泉～来待今日11月27日は、更正保護記念日、ノーベル賞制定記念日だそうです。

2015/11/27

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出雲坂根スイッチバックの「おろち号」

これまでの木次線訪問で叶わなかったのが、出雲坂根のスイッチバックを俯瞰するアングルです。3段のスイッチバックを向かいの山から眺められるらしいのですが、その場所が分かりませんでした。鉄橋を渡る復路第1弾を撮ったあと、素早く撤収し、追尾モードに入りました。列車の速度が遅いため、比較的早い時点で先行することができました。第2弾をどこでいただくか。出雲坂根までの間には数箇所有名どころのお立ち台がありますが、いずれの場所もギャラリーであふれており、割り込むことが難しい状況です。それならいっそスイッチバック俯瞰のアングルを探してみよう、と検討をつけていた向かいの山へと車を走らせました。つづら折の旧道を走っていくと、大きなカーブの脇に数台の車が停まっていました。ここかぁ、と思ったのですが、近くに人影が見つかりません。どこだろうと見回したところ、山の斜面へと続くテツ道を見つけました。これだな、と思い、足跡をたよりに斜面を登りました。しばらくして開けたところに出ると、予想どおり数人のギャラリーがスタンバイしています。スイッチバックは上段と下段の線路がしっかりと見えます。ここが憧れの俯瞰ポイントか、と思い、わたくしも撮影隊の一員に混ぜてもらいました。撮影地：木次線三井野原～出雲坂根今日11月26日は、ペンの日（日本ペンクラブ、1935年）、いい風呂の日、いいチームの日だそうです。

2015/11/26

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紅葉の鉄橋を渡る「奥出雲おろち号」

DE10の牽く「奥出雲おろち号」の往路は、客車の端についた運転席からDE10を制御する逆推進走行となります。そのため、DE10が先頭となる復路の方が、いかにもディーゼル機関車の牽く客車列車という感じがします。しかし、復路は基本的に南から北へ向かうため、概ね逆光となります。でも、黄葉・紅葉は順光より透過光、つまり逆光で見た方が美しく見えます。錦秋に関しては、順光第一主義という考え方を捨てましょう。折角の色づきがベタッとした感じになるのです。その意味からすれば、逆光の中を走ってくる復路の「おろち号」は、きれいな黄葉の中を走ってくる様子を愛でられると考えて間違いありません。備後落合駅で少しのインターバルを取ったのち、復路の「おろち号」が走り出しました。どこで撮ろうかと考えながら車を走らせていると、小さな鉄橋を臨む場所に立っているギャラリーを見つけました。車を停めてロケハンをすると、列車の背後上方に赤や黄色の葉がきれいに見えます。鉄橋は短いですが、機関車と客車あわせて3輌なら問題なく乗りそうです。復路の第1弾はここにしましょう。撮影地：木次線備後落合～油木今日11月25日は、女性に対する暴力廃絶のための国際デー、ハイビジョンの日（1125は走査線数）、金型の日、OLの日だそうです。

2015/11/25

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錦秋の木次線「奥出雲おろち号」

過去ログが溜まっています。時計の針を今一度、秋の島根路に戻しましょう。以前から訪れたかった中国地方の秋景色の一つに木次線があります。DE10の牽く「奥出雲おろち号」を錦秋の景色の中で撮ってみたいと思っていました。緑のシーズンの「おろち号」は撮っているのですが、秋は未経験。木次線沿線の黄葉・紅葉の美しさは定評があるため、ぜひとも一度、訪ねたいと夢見ていました。その念願がようやく叶いました。撮影地：木次線三井野原～油木今日11月24日は、進化の日、オペラ記念日、鰹節の日、東京天文台設置記念日だそうです。

2015/11/24

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11月21日の特別なトワイライト（山陰コース）は原色EF65PFで

雨のセトジョウから1週間。もしかするとトワ色PFの登場かもしれないと思い、一昨日（11/21）、その様子を見にいってきました。場所は、さくら夙川駅。この近くには有名な夙川のカーブがあり、実は7月にも特別なトワイライトを撮りに行ったのですが、その時は完全にカブられ（ご丁寧に、普通と新快速の二重カブリ）、手も足も出ないまま退散しました。その苦い経験がありますので、今回は安全策を取って駅撮りに切り替えたのです。特別なトワイライトは運転停車を繰り返しますので、大阪から神戸あたりまでは電車追っかけのギャラリーをたくさん見かけます。わたくしは、駅撮りはさくら夙川駅だけと割り切っていましたので、ホーム端に着いたときはまだ2人くらいしかギャラリーがおらず、余裕で場所を確保することができました（あとからやってきた人で、最終的には二重くらいの人垣ができましたが）。今の時期、太陽との位置関係から線路はビル影に入っているのですが、それは承知の上。原色か、トワ色か、その記録ができれば、というのが第一義の目的でした。結論。トワ色PFの登場はもう少し先に持ち越されたようです。しかし、それも時間の問題ですし、一旦登場したら余程のことがない限り、原色PF機の登場はないでしょうから、貴重な記録になったのではないでしょうか。今日11月23日は、勤労感謝の日、手袋の日（日本手袋工業組合、1981年）、手袋の日、外食の日（日本フードサービス協会、1984年）、ゲームの日、Ｊリーグの日(1993年)、ハートケアの日、珍味の日、お赤飯の日、いい兄さんの日、いいふみの日、いい夫妻の日だそうです。

2015/11/23

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雨をついて走るDD51重連特トワとゼロロクニーナ

熊山の鉄橋通過後、再び雨が降り出しました。しかも、本格的な降りです。瀬戸でのカマ替えでは、まずDD51重連単機回送がやってきて、間をおかずにPFが走り去るというのが、これまでのパターンでした。しかし、この日（11/14）はいつまでたってもカマ替えの機関車たちがやってきません。少し前にもこの場所へ来たことがあるT島氏と、「来ないですね。鉄橋からここへ移動してくる間に行ってしまったのですかねえ」などと話していました。ただでさえ降りしきる雨に心が沈んでいるのに、カマ替えも見ることができないなんて、テツの神様をちょっぴり恨めしく思ってしまいます。しかし、天は私たちを見放してはいませんでした。かなり時間が経ったころ、後方から列車が近づいてくる音がしました。DD51の重単です。しかも、前方からはPFの単回がやってきています。セトジョウでのお約束離合シーンは予定どおりです。これで気持ちが少しだけ救われました。でも、特トワの発車は離合から約1時間のち、というのが、これまでのパターンですから、ええっ、あとまだ1時間待たないといけないの～、というのが、正直な気持ちです。雨の中で大概な時間待ち続けており、さらにまだ1時間以上立たなくてはいけないと思うと心が折れてしまいそうです。しかし、機材をセットしているため、今さら車の中に避難するのもね、と思ってしまいます。何より、1時間と想定しているけど、もしかするとそれより早く来て、車の中にいたら撮り逃がすという恐れも強くあります。で、そのまま待ち続けました。はい、1時間。もうそろそろかな、と思ったころ、前方の踏切が鳴り始めました。遠くのカーブにはDD51の赤い姿が確認できます。やっと来たか。降りしきる雨をついてDD51重連の特トワが通り過ぎていきます。通過後、ホッとした雰囲気が漂いますが、この日はもう1つのネタがあります。ゼロロクのニーナが西下してくるのです。確認すると定時で運行されている様子。となると、それほど待つことなくセトジョウを通過していくのが予想されます。ここまで待ったのだったら、それもいただかなくては、というのがその場にいたおテツたちの気持ちです。特トワ通過後、撤収したのはごく一部の人だけで、大半はその場に留まりました。そしてしばらくして、前方に長い貨物の列が確認できました。ニーナ到来。ああ、これでやっと帰れる。よくがんばったな、今日の自分。撮影地：山陽本線瀬戸～上道今日11月22日は、ボタンの日（東京ボタン服飾手芸卸協同組合など）、いい夫婦の日、大工さんの日、回転寿司記念日、ペットに感謝する日だそうです。

2015/11/22

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原色PF牽引の特別なトワイライト（山陰コース）

500タイプエヴァを堪能したあとは、まず本命のセトジョウへ行き、同乗者3人にロケーションを確認してもらいます。スイートスポットが意外と狭いため、事前に立ち位置を確保しておいた方が無難であることを確認してもらってから、熊山の鉄橋へと移動しました。熊山の鉄橋はアウトカーブから撮影するのが一般的です。晴れるとインカーブ側は逆サイドとなるからです。しかし、ケーブルが目立たない分、インカーブ側も捨てがたく、この日は雨ベースの天気なため、躊躇することなくインカーブ側を選択しました。そして降っていた雨も、特トワが通過する時間帯だけ止みました。ラッキーでした。ところで、特トワ待機中に、わたくし同様、関東からの遠征テツ友を乗せた大阪のおテツさんが、トワイライト色に塗り替えられたロクゴPFの画像を見せてくれました。パーイチのトワがまと違い、見慣れていないこともあって違和感アリアリです。次週の特トワから登場するそうで、原色のPFが牽く特トワはこの日が最後とのこと。その点では、貴重なシーンをゲットすることができました。撮影地：山陽本線熊山～万富今日11月21日は、関西鉄道会社で客車の外側に塗装を施して等級を区別しはじめた日(1896年)、世界テレビ・デー、世界ハロー・デー、歌舞伎座開業記念日、早慶戦の日、インターネット記念日、フライドチキンの日、かきフライの日、任天堂の日だそうです。

2015/11/21

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500系新幹線「500 TYPE EVA」降臨

このところ関東からテツ友がよく訪ねてきます。先々週は品川530さんと城崎まで381系国鉄色の日帰り撮影会でしたが、この前の土・日（11/14、11/15）にも関東のテツ友3人ご一行さまが来阪しました。本命は特トワ（山陰コース）のDD51重連ですが、それだけで帰るのはもったいないと、1泊してSL北びわこ号も抱き合わせで撮影することにしていただきました。C56の牽く北びわこ号もいつまで続くか分からないだけに、撮れるうちに撮っておきませんかと、お薦めした次第。さて、来阪初日の特トワですが、本番のDD51重連撮影は午後2時から3時にかけてとなります。道中の渋滞や撮影場所確保のため、夜行バスや朝一番の飛行機で来阪してもらったご一行をそのまま岡山へお連れするのは、時間的に余裕があり過ぎます。午前中に何か撮影できるものはないだろうか。381系国鉄色の運転はないし、う～む、困った。いろいろ考えるうちに、ふと、そうだ、500系新幹線のタイプ・エヴァがある！わたくしはエヴァンゲリオン世代ではないため、物語の内容を全く知らないのですが、期間限定で1日1往復しか運転されないイベント列車ですし、何より大好きな500系がどのようになっているのか、わたくし自身も見てみたい。そう思って提案したところ、みなさん、快諾。一番若いKT氏に至っては、劇場へエヴァの映画を見にいくほどのマニアだけに、提案にはもろ手を挙げて大賛成。お・も・て・な・し第一弾はタイプ・エヴァで決定です。当初は千種川の鉄橋で撮影を、と思っていたのですが、やはり大阪から兵庫県西部までは結構時間がかかります。途中で、間に合いそうにないことが分かってきました。でも、諦めたくない。折角燃え上がった気持ちに水をかけたくありません。思案した結果、駅撮りに変更しました。入場券を買って新幹線ホームに入ると、すでにギャラリーが一人スタンバイしていました。さらにわたくしたちのあとからも3人ほどやってきました。いずれもそれなりの年輩の方ばかり。世代に関係なくタイプ・エヴァの魅力の一端を感じました。今日11月20日は、世界こどもの日、毛皮の日（日本原毛皮協会）、ピザの日、いいかんぶつの日、産業教育記念日、行政相談委員の日だそうです。

2015/11/20

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一日の終わりに一畑電鉄で新旧の並びを堪能する

憧れのデハニは出雲大社前駅と雲州平田駅に保存されています。このうち、雲州平田駅のデハニは体験運転ができる夢軌道です。いつかデハニを運転してみるのも良いかもしれません。事前に調べてみると、これら2輌以外に、もう1輌、静態保存されていることが分かりました。高浜駅と川跡駅の間にある保育園の中です。現地に着いたのが夕方とあって、キッズたちを迎えに来るパパやママの車がひっきりなしに出入りしていました。保存会の方か、保育園の方かは分からないのですが、電車の周りで作業中です。「写真を撮らせてもらってもいいですか」と声をかけると、快諾。カメラを向けさせていただきました。さらにうれしいことに、保存デハニのすぐそばを線路が走っており、踏切付近からデハニと現役電車の両方を組み合わせることができそうです。夕方は光線が逆になるのですが、そんなことを言っている場合ではありません。しばらくすると踏切が鳴り始め、少し向こうの駅に電車が停まるのが見えました。数刻後、駅を発車した5000系がスピードを増しながら接近してきました。デハニと並ぶタイミングをはかってシャッターを切ります。1日の終わりに、記憶に残る1カットとなりました。撮影地：一畑電鉄高浜～川跡今日11月19日は、鉄道電化の日（東海道本線電化完成、ダイヤ改正も同時実施　1956年）、世界トイレの日、農協法公布記念日（全国農業協同組合中央会）、緑のおばさんの日、一茶忌だそうです。

2015/11/19

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一畑電鉄定番の鳥居アングル

水辺の情景の次に向かったのは鳥居の情景。一畑電鉄の撮影地では欠かすことのできないポイントで、松江滞在中に一度は訪ねたいと思っていました。神社に向かって右側が田んぼで広く開いており、そこに電車を配し、10基ほどの鳥居と組み合わせて撮るのがお約束のアングルです。初めて訪れる者としては、奇をてらわずオーソドックスにまとめましょう。ただ、現地に到着したのが列車通過の1、2分前とあって、正直、アングルをどうのこうのと言えるような状況ではなく、電車の位置と鳥居のバランスに注意しながらシャッターを切るのが精一杯でした。でも、雲間から出た夕陽が奥の方の線路や神社を照らしてくれたのは幸運でした。さらに秋祭りが近いのか、鳥居に結びつけられた青笹と奉祝の幟、そして西日を受けて真っ赤に輝く鳥居も印象的でした。撮影地：一畑電鉄高浜～遥堪今日11月18日は、土木の日（日本工学会、土木学会、1987年）、もりとふるさとの日、雪見だいふくの日、音楽著作権の日だそうです。

2015/11/18

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一畑電鉄水辺の情景

出雲大社に参詣し、家内安全、子孫繁栄、学業上達、大願成就とオールラウンドのお願いを済ませたあと、バタデンの走行写真撮影へとシフトしました。事前にチェックしていたポイントを手早く回ります。すでに日は大きく西に傾き始めており、落日との時間競争という雰囲気も出てきました。水路を渡る電車と係留されている舟を組み合わせたアングルは、水の国・島根らしいカットです。やってきたのは平成10年（1998）に入線した元京王電鉄の5000系です。ブルーとホワイトの間にゴールドのラインが入り、ゴージャスな雰囲気です。これまた水の国にぴったりな配色。一度お目にかかりたいと思っていた車輌が運用に入っていてラッキーでした。撮影地：一畑電鉄出雲大社前～浜山公園北口今日11月17日は、国際学生の日、肺がん撲滅デー、将棋の日（日本将棋連盟、1975年）、ドラフト記念日、蓮根の日、島原防災の日だそうです。

2015/11/17

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一畑電鉄デハニとズームカーのいる景色

381系国鉄色を北近畿へ追いかけた少し前、山陰へ出かけていました。一畑電鉄、木次線などで秋の情景を味わっていたのです。一畑電鉄（バタデン）はこれまで一度も撮影したことがなく、オールドタイマー・デハニの姿はぜひとも眺めてみたいと思っていました。調べてみたら大阪から出雲大社までは300kmあまり。これは四国の高知へ行くのと同じくらいの距離です。もっと遠い気がしていたのですが、これなら行けるじゃないの。しかも、ほとんど高速利用だから3時間ちょっとで着くかもしれない。遠い存在だったバタデンやデハニが一気に身近な存在となりました。一畑電鉄出雲大社前駅にはデハニが保存されていました。特徴的なデザインの駅舎を一目見ようと思って足を運んだのですが、構内にデハニも保存されており、しかも、駅の外側から無料で見学できるようになっています。いよっ、バタデン、太っ腹！　さらに、撮影しているうちにもと南海のズームカーが隣に並びました。伝統の南海カラーではありませんが、懐かしのズームカーに出会えただけでもラッキーです。撮影地：一畑電鉄出雲大社前駅今日11月16日は、国際寛容デー、幼稚園記念日、いいいろ塗装の日、録音文化の日、自然薯の日だそうです。

2015/11/16

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秋色の播但線たらこキハ40

伊丹発のANA最終便に変更したとはいえ、数時間以内に大阪まで帰らなくてはなりません。途中、中国自動車道の宝塚付近では週末恒例の大渋滞が予想されます。そのため、豊岡駅から城崎温泉駅への回送、さらには京都駅へ向かう夕方の列車を待っている余裕はありません。少し遅めの昼食を、偶然見つけた出石そばの店で食し（久しぶりの出石そば、おいしかったぁ）、大阪へと進路を取ります。その車内で、品川530さんからのリクエスト。現役蒸機の時代、憧れのC57たちが休息の時間を過ごしたレンガ積みの車庫が和田山駅構内にはまだ残っており、それを一目眺めて帰りたい。いいでしょう、いいでしょう。これまで和田山に何回となく足を運んできたわたくしですが、駅構内へは一度も入ったことがないため、そんな鉄道歴史遺産が残っているとは知りませんでした。一緒に目の保養をさせてもらいます。しばし、レンガ車庫と対する至福の時間を過ごしたあとは、わたくしからのリクエストです。構内に播但線の普通列車が停まっているのを見かけ、時刻表を調べると程なく発車しそうです。播但線の和田山と竹田の間の線路際にはイチョウの木があり、今の時期だと綺麗に色づいているかもしれないと思ったので、そのカットを帰りがけの駄賃にしたいとお願いしたのです。本当なら逆光に輝く黄色いイチョウの葉とともに、タラコのキハ40が撮れるはずだったのですが、この日の天気はそれを許してくれません。しかし、季節の思い出をまた1つ増やすことができました。撮影地：播但線和田山～竹田今日11月14日は、世界糖尿病デー、パチンコの日（全国遊戯業協同組合連合会、1979年）、ウーマンリブの日、いい石の日、いい樹脂の日、アンチエイジングの日だそうです。

2015/11/14

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「ありがとう　381系国鉄色」

団臨381系国鉄色は、城崎側に「はまかぜ」、大阪側に「ありがとう　381系国鉄色」のヘッドマークをつけています。この日の運用は、新大阪駅から発車し、城崎温泉駅まで行ったあと、一旦、豊岡駅まで回送され、夕方まで豊岡駅でお昼寝したあと、薄暮の城崎温泉駅から京都駅へ向かうというものでした。ですから、ライトをつけた先頭部の「ありがとう」マークを明るいうちに撮影できるのは、城崎温泉駅から豊岡駅までの区間でしかありません。しかし、この区間での撮影ポイントが意外と少ない。思いつくのは城崎温泉駅から程近いトンネルとトンネルに挟まれたアウトカーブくらいですが、この日、順番に撮影してきた状況から想像すると、おそらくギャラリーでいっぱいなのではないかと思ったのですが、とりあえず向かってみることにしました。うう、やはり想像したとおりだあ。小さな祠に向かう階段部分は、すでに鈴なりのギャラリー。しかし、品川530さんは林立する三脚を右に、左にかわしながら果敢に入り込んでいきます。わたくしもそのあとに続き、ギャラリーの最後尾に何とか立ち位置を確保しました。「ありがとう」のヘッドマークを先頭にした回送列車は、城崎温泉駅でわずかなインターバルを取ったあと引き返してきます。画面右手には円山川の流れも入れることができるのですが、川と線路の間にある道路の路側帯には追っかけ車がずらっと駐車しているため、引きのアングルではそれらがしっかりと入り込みます。すでに後追いで編成写真を撮っていますので、引きの写真は捨て、先頭部だけを切り取ることにしました。接近してきた列車の先頭部に焦点を当てシャッターを切り続けます。ヘッドマークもしっかりと読み取ることができます。本当に「ありがとう　381系国鉄色」。撮影地：山陰本線城崎温泉～玄武洞今日11月13日は、うるしの日（香川県漆器工業協同組合など）、いいひざの日だそうです。

2015/11/13

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追いかけ、追い抜いて団体臨時381系国鉄色

午後3時の飛行機で帰る予定だった品川530さんは結局、夜の予定をキャンセルし、最終便で帰京することになりました。つまりは、追っかけ続行となったわけです。6連の381系国鉄色、さらには幻のヘッドマークが前後で異なって掲出されているとなれば、これは追っかけずにはいられないでしょう。もとより、可能であれば何度でも、というのがわたくしの気持ちでしたので、喜んでお供いたしましょう。クマを従えて、ということならば、品川530さんはさしずめ金太郎さんですか（笑）。和田山駅停車中に381系を追い抜いたものですから、和田山以北のエリアで撮影できるポイントを探すわけですが、その場所は意外と限られます。想定していた撮影地も、現地を訪ねてみると今一つです。立ち位置を求めてウロウロしているうちに、ここは!?　と思える場所が偶然見つかりました。手前にススキ、奥には程よく色づいた黄葉と、晩秋の彩りも豊かです。ここにしましょう、と意見が一致し、列車を待つことにしました。撮影地：山陰本線八鹿～江原今日11月12日は、洋服記念日(全日本洋服協同組合連合会、1972年)、皮膚の日だそうです。

2015/11/12

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オーバークロスポイントで団体臨時381系国鉄色「まつかぜ」を再捕捉する。

「追っかけ、お願い！」という品川530さんのリクエストにしたがって、次なる撮影地は山陰本線の上夜久野と梁瀬の間にあるオーバークロスに設定しました。これまで、「イソクロ」で撮影した国鉄色を、和田山駅の手前にある鉄橋で再捕捉した例は数知れずあります。ただ、その場合も、結構迅速に移動する必要はあるのですが、この日の団臨のスジは比較的ねていますので、余裕をもって和田山付近へ到着することができるはず。その余裕を見込んで、これまで挑戦したことがないオーバークロスポイントを選択したのです。しかし、重大なミスを犯してしまいました。これまで鉄橋ポイントへ進む場合は、経験則から、ナビの設定などはせず、自分ナビで走行してきたのですが、到着予想時刻を知りたいことから、この日に限ってナビを設定したのです。その結果、普段走り出すのとは逆方向へナビが指示を出しました。途中からはバイパス道に乗るので、最終的には馴染みのある道を走ることになるのですが、そこに至るまでの道程が異なります。その結果、曲がらなくてよい場所で右折し、大幅な時間ロスをしてしまったのです。折角の遠来客、しかも2回しかない撮影チャンスの1回を無くさせてしまうかもしれない。本気で焦りました。ただ、スジがねていることに助けられました。オーバークロスに着いたときにはまだギャラリーがスタンバイしており、立ち位置も余裕で確保できたからです。いやあ、よかった、よかった。ふと見ると、線路の手前と向こうに黄色や赤に色づいた木々が見えます。おお、季節ネタもしっかり入れて最後のイベント列車を撮影することができる。ちょっとドキドキしたけれど、結果オーライとなったようです。撮影地：山陰本線上夜久野～梁瀬今日11月11日は、日本鉄道会社設立(1881年)、世界平和記念日（第一次世界大戦停戦）、ジュエリーデー（日本ジュエリー協会）、電池の日（日本乾電池工業会、1987年）、ピーナッツの日（全国落花生協会、1985年）、チーズの日（チーズ普及協会など）、ライターの日、西陣の日、恋人達の日、折り紙の日、磁気の日、サッカーの日、ポッキーの日だそうです。

2015/11/11

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幻のEC「まつかぜ」、団体臨時381系国鉄色

先週の金曜日、東京の品川530さんからメールが届きました。「明日、団臨381系国鉄色が走りますが、一緒にいかが」。天気予報は今一つですが、ラストランを終え、イベント走行しか残っておらず、本当の最後が近づいてきた381系国鉄色ですから、雨でなければ出かけようと思っていましたので、即諾。午前7時20分伊丹着のNH便で来阪する畏友を出迎えることにしました。夕方に東京で予定があり、午後2時（その後、3時に変更）の飛行機で帰らないといけないため、精々2回くらいしか撮影できませんが、それでもOKとのこと。さて、どこでおもてなししようか、と考えた結果、その後の追っかけを考えると手堅く「イソクロ」でスタートすることにしました。未踏の地というのも好都合です。「イソクロ」には直線とインカーブ、両方ありますが、まずインカーブの状況をチェックしたところ、すでにかなりの混雑状態。次、行ってみようということで、直線コースへと場所を移しました。こちらもそこそこのギャラリーがスタンバイしていましたが、まだ入り込む余地はあります。踏み台を使えば前の人の頭を超すことができますので、それで対応することにしました。何より、JNRのマークが先頭部側面に取りつけられるため、インカーブよりは直線の方が視認しやすいという理由もありました。列車通過時刻が迫ってくると、すでに通過したポイントで撮影した画像がSNSに次々とアップされてきます。それを見ると、先頭のヘッドマークは往年の特急「まつかぜ」とのこと。今や「スーパーまつかぜ」となっている特急も、かつては福知山線を走っていました。ですから、団臨のヘッドマークに「まつかぜ」を掲げるのは間違っていないのですが、381系国鉄色での「まつかぜ」運用はなく、わたくしにとって「まつかぜ」といえばキハ181系なのです。品川530さんとともに「ちょっと違うかも」と話していましたが、実車を見るとそんなことはどうでもよく、通過と同時に追っかけモードにスイッチを入れたのでした。撮影地：福知山線石生～黒井今日11月10日は、技能の日（労働省など1970年）、エレベータの日（日本エレベーター協会、1979年）、トイレの日（日本トイレ協会、1986年）、肢体不自由児愛護の日、井戸の日だそうです。

2015/11/10

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暖色の阪堺電気軌道モ161号車

10月下旬の大阪市内となれば、午後4時を過ぎると路面に光が当たっている場所を探すのは容易ではありません。線路の西側に2階建て以上の建物がない所、たとえばパーキングや平屋建てくらいでビル影が伸びていない場所を線路に沿って探しながら歩きます。「あそこはどうでしょう？」「その先にも光が当たっていますが、あちらの方が、面積が広くないですか」。品川530さんと、もっと光を、と輝きの場所を求めて歩みを進めます。遠くに通天閣を臨む、これまた阪堺電車では有名撮影ポイントの近くで、そこならしばらくは光が当たっていそうな場所をようやく探し当てました。天王寺へ向かう電車は、車とかぶって撃沈でしたので、その返しを待ちます。刻一刻と黄色みを増す晩秋の夕暮れ。いわゆるエロエロ光線がそのピークに達しようかというころ、待ちわびた161号車が姿を現しました。車は……？　いない。ラッキー！　少しレトロな街並みをぬって、現存する最古級の路面電車がこれ以上はないという光線状態の中、静々と進んできます。早朝、霧の京都からスタートし、夕方、暖色の大阪で締めくくる。近畿圏を北から南へと駆け回った1日が静かに暮れようとしています。撮影地：阪堺電気軌道御東粉浜～塚西今日11月9日は、横須賀線鶴見で二重衝突事故。死者161人、重軽傷者120人(1963年)、119番の日(消防庁、1987年)、換気の日(日本電機工業会、1987年)、太陽暦採用記念日、ベルリンの壁崩壊の日だそうです。

2015/11/09

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阪堺電気軌道モ161号車のレフギラリ

浜寺公園駅まで行った貸切電車はすぐに折り返してきます。それを併用区間の入口である御陵前電停付近で撮ったあと、タクシーを利用して追いかけ、追い越します。路面電車をタクシーで追っかける!?　この発想は思いつかなかったなあ。さすがは品川530さん。高速道路を利用しての追っかけしかり、彼からはいろいろなテクニックを伝授してもらっています。多謝。御陵前電停付近にはタクシー乗り場があり、事前に、あのタクシーを利用したら簡単に追い抜けるから、と聞いていたのですが、161号車が通過したあと、ふと見ると、タクシーが1台もいない！　あちゃ～。予想外の展開だあ！イライラしながら待つうちに、ようやく流しの車が現れました。それに乗り込み、「あの電車を追いかけてくれ」「へい、旦那。何かあるんですかい？」などという刑事ドラマのような会話はありませんでしたが、次なる目的地、綾ノ町電停に着くまでにはしっかりと追い抜いていましたので、やはり、このテクニック、使えるわ。綾ノ町電停から北に向かっては専用軌道となるのですが、後追いで161号車を撮っているうち、専用軌道のビルの谷間に入っていく直前、ビル壁がレフ板の役目を果たしたのか、車体が一瞬、ギラリと光りました。撮影地：阪堺電気軌道綾ノ町～高須神社今日11月8日は、世界都市計画の日(都市計画協会、1949年)、刃物の日、いい歯の日、いいパックの日(1991年)、金物の日、レントゲンの日、ボイラーデーだそうです。

2015/11/08

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昭和一桁生まれの阪堺電気軌道モ161号車に会う

この秋は天候に恵まれた上に、東京から相次いでテツ友が来阪したこともあり、ブログネタをしっかりストックすることができました。その分、撮りたてのアツアツカットをご覧いただきにくくなったのも事実です。少し前、畏友品川530さんとともに、阪堺電車の貸切電車を追いかけた話を少しだけ綴っておきましょう。毎年、正月に京都の実家へ帰ってくる品川530さんと撮り初めに出かけるのは新春恒例行事の1つです。今年はどこへ行きましょうか、と相談した結果、住吉大社付近で次々とやってくる阪堺電車を、というのも、これまで何度か繰り返したパターンです。押し寄せる参拝客を捌くため、普段は車庫の中でゆっくりとした時間を過ごしている古豪電車たちも一斉にかり出されます。しかし、今春は予想に反し、茶色の164号車のみが稼働していました。もう、余程のことがなければ旧型電車には会えないのかもしれない。新年早々、少し暗い気持ちになったのを昨日のことのように思い出します。そういう状況の中で、貸切ながら旧型電車が走るといううれしい知らせ。これはぜひともご尊顔を拝ませていただかなければ。品川530さんのエスコートで、住吉大社以南のエリアに初めて足を踏み入れました。さすがは光線の向きにこだわる品川530さんだけあって、これ以上を望むのは贅沢でしょうと言える状況のもとでピカピカの161号車に出会うことができました。撮影地：阪堺電気軌道御陵前～東湊今日11月7日は、鍋の日、もつ鍋の日、知恵の日、あられ・せんべいの日(全国米菓工業会、1985年)、紀州山の日だそうです。

2015/11/07

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定番の場所に立ち、お決まりアングルでPF特トワを狙う

山登りをしなかった（できなかった）お蔭で、瀬戸の向こうにある直線、通称「セトジョウ」に着いたときは、ギャラリーの数はそれほどでもなく、比較的良いポジションを押さえることができました。まさに、禍福は糾える縄の如し、です。もちろん、そのあと、山や鉄橋のそばから追いかけてきた人たちで、現場はいつもの賑わいを取り戻しましたけれど。セトジョウのお立ち台にギャラリーがスタンバイしているということは、待っていれば、いずれPFトワイライトがやってくるのは確実なのですが、T氏の帰りの飛行機に間に合うのかどうか。それが気になります。隣に立っていた方に通過時刻を尋ねたのですが、やはり分からないとのこと。そのため、その方は昼過ぎにやってきてスタンバイしているようでした。その時点では、情報がネット上に全く出ておらず、情報難民だったのはわたくし達だけではなかったのです。しかし、山陰コースとあまり変わらない時間帯で山陽コースのPFはやってきました。PFのトワイライトで自分の中のトワイライトストーリーに1つのバリエーションを付け加えたい、というT氏の願いも叶えることができたようです。あとは慎重に運転して伊丹空港をめざしましょう。撮影地：山陽本線瀬戸～上道今日11月6日は、国鉄北陸トンネル内列車火災により死者31人が出た日(1972年)、お見合い記念日、アパート記念日だそうです。

2015/11/06

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予想外に早く来た特トワ山陽コース

龍野西ICから高速に乗り、和気へ移動して熊山の斜面俯瞰が2回目のチャレンジです。和気で運転停車があるはずなので、その間に山登りをすればきれいな俯瞰写真が撮れるはず。遠来のT氏にはぜひとも見てもらいたい景色です。そう思って撮影ポイントへ移動しました。現地に到着し、周辺に停まっているテツ車の数を見て、この前来た山陰コースの時より随分ギャラリーの数が少ないようだと予想しました。よしよし、と思い、車から撮影機材を下ろしている最中、T氏が突然、「来た！」と叫びました。一瞬、訳が分からなかったのですが、振り返ってみると、遠くのカーブに見慣れた編成が姿を現していました。「アギャ!?」斜面へ上るため、カメラバックに収めていたカメラを慌てて引っ張り出し、列車に向けます。編成全体を入れる余裕はなし。先頭部の機関車だけを切り取ろう。とっさに判断し、機関車の動きに合わせてカメラをパンしながらシャッターを切ります。（もう少し経ってから来ると思ったのになあ……）。運転時刻が分からない、というのは思いがけない悲喜劇を生み出します。T氏の帰京時刻から編み出したスケジュールだと、本来ならこの熊山俯瞰が終われば大阪へ向かい、伊丹空港でお見送りの予定でしたが、二人とも不完全燃焼のままです。予想よりかなり早く通過したため、時間が中途半端に余っています。「瀬戸へ行ってみませんか」。T氏の発案で、3匹目のドジョウを狙うことにしました。撮影地：山陽本線和気～熊山今日11月5日は、津波防災の日、電報の日、雑誌広告の日(日本雑誌広告協会、1970年)、縁結びの日、いいリンゴの日だそうです。

2015/11/05

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少し前の特別なトワイライト山陽コース

381系国鉄色にまつわるブログを続けてきましたが、電車同様、そろそろ終わりにし、時計の針を2週間ほど前にもどしましょう。紹介が滞っていた特別なトワイライト山陽コースを取り上げることにします。特トワ山陽コースは、10月の再開時から大幅なコース変更と時間変更が行われました。しかし、10月中旬の時点では変更後の運転時間があまりネットでも紹介されておらず、山陰コースを参考にしながら行動することになりました。その結果、あわてるシーンも出たのですが、それはのちほど。遠来のT氏が同行しているため、できれば複数回の撮影を実現させたいと欲張るのはガイドの自然な気持ちです。高速道路を利用して移動すれば複数回の撮影が可能なはず、とこれまでの経験則から竜野と相生の間で1回目の撮影に挑みました。今まで何度も撮影した池そばのオーバークロスで特トワを待ち構えます。そしてほぼ予想した時間どおりにPF牽引トワイライトが通過していきました。撮影地：山陽本線竜野～相生今日11月4日は、ユネスコ憲章記念日だそうです。

2015/11/04

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走り出した683系改め289系「こうのとり」

秋真っ盛りになってきました。丹波路で新たな任務に励む新型「こうのとり」の姿をもう1日見てみましょう。柿の実、黄葉のほか、何か秋の季語はないかと探したところ、環境的にはあまり歓迎はしないのですが、セイタカアワダチソウで秋の彩りを表現するのはどうかと思いました。線路際の至る所で黄色い花が咲いています。その向こうに289系を配してみました。はい、黄色い秋色のカットになりましたが、これだと北陸本線だと言われても違いが分かりません。撮影したあと気づきました。反省。撮影地：福知山線丹波大山～下滝今日11月3日は、文化の日(国民の祝日、1948年)、レコードの日(日本レコード協会)、ハンカチーフの日(日本ハンカチーフ連合会)、文具の日、うるしの日、いいレザー（皮革）の日だそうです。

2015/11/03

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「辞令、289系殿。北近畿エリア担当へ異動を命ずる」

381系国鉄色は10月30日（金）をもってラストランを果たし、永遠の彼方へと走り去りました。代わって翌31日（土）から683系「しらさぎ」改め289系「こうのとり」（山陰本線では「はしだて」「きのさき」）が走り始めました。683系「しらさぎ」は、これまで北陸本線沿線で数えきれないほど記録しています。その一部が289系「こうのとり」と名前を変え、福知山線で走れば、その姿はどうなのだろう。どうせなら初日にその様子を見てみたい。そう思い、丹波立杭焼のやきものを訪ねがてら、通い慣れた沿線に、もう一度立ちました。秋の盛りを迎えた大山渓谷で眺めた683系改め289系「こうのとり」。これはこれでアリかな、と思いました。そしてこの姿が沿線に馴染むのもそう遠いことではないでしょう。そんなことを思いながら、心の中でルーキー289系に辞令を贈らせてもらいました。「辞令、683系改め289系殿。2015年10月31日付で北陸エリア担当から北近畿エリア担当へ異動を命ずる」。新天地での活躍を期待します。頑張ってください。撮影地：福知山線丹波大山～下滝今日11月2日は、阪神タイガース記念日、キッチン・バスの日だそうです。

2015/11/02

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秋色の381系国鉄色ラストショット

天気の良い日曜（10/25）の午後、381系国鉄色のラストショットは、阪神地区のベッドタウンとして発展した三田の郊外で狙いました。これまで足を運んだことのない場所、もしくは時間帯に撮影するというのが自分自身に課した課題です。三田郊外では今まで何度も撮影しており、このポイントがあることも知っていたのですが、なぜか辿り着くことのないままこの日に至りました。線路の下を潜り抜け、ポイントの景色を見た途端、ラストショットはこの場所でOKと思いました。たわわに実った柿の木が目に入ったからです。車から機材を持ち出し、立ち位置を微妙に調整します。柿の木と先頭車輌とがバランスよく配置できる位置を探しました。本番までに通り過ぎる207系や321系の普通電車、287系の「こうのとり」などで予行演習を繰り返します。そして太陽は大きく西に傾き、光線は次第に赤みを増していきます。ああ、何と美しいのでしょう。いよいよ本番。太陽が雲に覆われることもなく、わたくしにとっては最後の出会いとなる381系国鉄色「こうのとり」が目の前を走りすぎていきました。ラストの381系国鉄色を秋色の景色の中で見送ることができた幸せに感謝しましょう。願わくは、まだ状態の良い国鉄色編成を伯備線へ転属させることはできないでしょうか。そうすれば、風光明媚な伯備線へ、またしてもテツは足を運ぶと思うのです。乗車料金収入のアップに加え、沿線経済が活性化し、鉄道の社会貢献にもつながります。JR-W様のご英断を切に祈ります。撮影地：福知山線道場～三田今日11月1日は、山手線が神田～上野間の高架線開通で環状運転開始(1925年)、灯台記念日(海上保安庁、1949年)、犬の日(ペットフード工業会など、1987年)、自衛隊記念日(防衛庁)、紅茶の日(日本紅茶協会)、全国家具の日、本格焼酎の日、玄米茶の日、計量記念日(通産省)、すしの日(全国寿司商環境衛生同業組合連合会、1961年)だそうです。

2015/11/01

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