2020年下半期の「数は力なり」シリーズ第3弾 琴電レトロの離合シーン
今のようなブームになる前からカメラを向けていましたので、琴電レトロ電車の撮影に何度足を運んだのかは思い出せません。それだけに、来年のGWにさようならを告げないといけないのは寂しい限りです。 それなりに長い撮影歴があるものの、レトロ電車がほかの電車と離合するシーンを撮影したことがないのに気づきました。いつもは撮影回数を増やすために追いかけて、レトロ電車の前に出ることに「全集中」しているため、駅での並びシーンは追い抜き時に目撃はしているものの、記録したことがなかったからです。そこで2020年最後となる12月のレトロ運行では、交換シーンを撮影することにもポイントを置きました。 最近は、以前と異なった時刻で運転されることがあるため、一概には言えないのですが、多くの場合、琴電琴平行きのスジは羽間駅で交換します。この日は久しぶりに以前のスジで運転されましたので、追いかけてきたのち、羽間駅でスタンバイしました。すでに停車しているレトロ電車のまわりでは、降りてきた乗客たちによって撮影会が繰り広げられていました。 しばらくして高松築港行きの列車の接近が告げられると、それらの人たちは再び車内へもどりましたので、周囲は人影のない状態になり、待ち望んだ離合シーンが出現しました。交換列車は派手なラッピング車でしたが、これも時間が経てば貴重な「時代の記録」になると思います。 2006年元旦に始めたこのブログは、本日で丸々14年を終え、明日から15年目に突入します。今年はコロナ禍の影響で、撮影に出かけにくい時期もありました。そのような時は、今の記録ではなく、半世紀前の「わが青春の国鉄時代」の写真をご覧いただきました。来年がどのような状況になるかは分かりませんが、これからも新旧取り混ぜ、今しばらくこのブログを続けてみようと思っています。来年は良い年でありますことを祈念しつつ、今年の締めくくりのご挨拶といたします。 今日12月31日は、大晦日、除夜、シンデレラデー、ニューイヤーズ・イブだそうです。 TOMIX JR DE15-2500形ディーゼル機関車JR西日本仕様・単線用ラッセルヘッド付