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カテゴリ:yo-yo(mummy)のつぶやき
Georgeとちーちゃんは、年の差1歳7ヶ月。今4歳の彼女は、自閉症ではなく典型的な発達をしている。いつもニコニコしていて、手のかからない子。聴き訳が良く、彼女に手を焼くことは未だかつてないと思う。
・・・と母は思うのだが、でも、もしかして、Georgeに始終目を向けているから気がつかなかっただけかも・・・と最近フッと怖くなることがある。 自閉症児と典型発達児の兄妹の組み合わせはうちだけではないと思う。うちの場合、年も近いのでGeorgeのことを理解させるにも限界がある。 Georgeとコンピューターの取り合いが始まる。Georgeが使っているときは、彼女はぜんぜん手を出さない。Georgeの順番だということがわかっているからだ。しかし、やっと彼女の番が回ってきて、使い出したのに・・・コンピューターから立ち去ったはずのGeorgeが、走ってやってきて、ちょっかいを出す。(叩いたり、押したり・・・) こんなとき、もちろん、Georgeを征し、順番を守らせようと試みるのだが、怒ってそれどころではない、ちーちゃんも身の危険を感じて泣きじゃくる。 いままで、ちーちゃんに大好きなチョコレートをあげて、 「Georgeは理解できないんだよ。ちーちゃんはぜんぜん悪くないんだよ。マミーと一緒にテレビ見てよっか?」 と別のことに誘っていた。彼女はいつも素直に聞き入れてくれた。 もちろん、彼女にも反抗期らしきものはあったと思う。でも、Georgeの日常のパニックに比べたら、あまりにかわいい物で笑って流せてしまった。 今思えば、彼女に、たくさん・たくさん我慢させてきたことがある…。 Georgeの暴力が激しかったころ、泣き声がきらいなGeorgeはいつも妹のちーちゃんをターゲットにし、私が見ていないときを見計らって、彼女によく噛み付いた。 夜中に目を覚ましたGeorgeは、私たちを起こすため、そのころ一緒の部屋で寝ていたちーちゃんのベビーコットによじ登り、彼女に馬乗りになって泣かせて起こしたこともあった。(もちろん今は引っ越して、それぞれ別の部屋にしたが。) こんなとき、真っ先に彼女を抱きしめてあげるのが普通なのだが、暴れているGeorgeをまず引き離すことが頭にあって、結局彼女を抱きしめて上げるのが後になってしまったこともたびたび・・・。 本当は彼女に同情してあげないといけないときがたくさんあった。でも、自閉症の兄をもった彼女に、 「お兄ちゃんは、悪い子。あなたはかわいそう。」 という気持ちを持ってほしくない一心で、彼女が泣いてきても、 「よし、よし、でも大丈夫だよ。これくらい!」とか 「ちーちゃんもGeorgeの嫌がることをしたよね。」 とかいって、なるべく平気を装ってきた。 本当は、いつも、いつもマミーはちーちゃんを抱きしめたかった・・・そして心の中で、 「ごめんね。いつも我慢させて。ありがとう。いつも助けてくれて!」 と何度も言ってたんだ。 去年から義務教育がはじまり、学校でいろんな子と出会うようになり、年齢的にもすこしずつ周りがわかるようなってきて、彼女の自我が強くなってきた。 今日の夕飯時。「ご飯ができた」と彼女を呼ぶと 「・・・」ずーっとテレビを見ている。 あまりにもだんまりなので、業を煮やした旦那が突然、 「マミーが一生懸命作ってくれたのに、食べないやつがあるかぁ!(これは私の訳で、実際は英語です。(^^ゞ)」 と一喝!珍しい!ちーちゃんにベタ惚れのダディが怒った!(先日私が「君たちは人が作った夕飯を何だと思ってるんだ!魔法のように出てきたんじゃないぞ!」と怒ったので、私がキレるのを恐れたのかぁ?) さらに、なんと!ちーちゃんが逆ギレをして、自ら階段下の反省場所へ・・・。そこでさらに、地団駄踏んで必死の抵抗を見せているところ、さらに怒った旦那が、お尻をペチリ!!\(◎o◎)/! しばらくして・・・ちーちゃんは泣きじゃくりながら、テーブルに着いた。 悔しいが、反省をせざるを得ないといった感じ。 「チーズ食べる?」 「Yes, please・・・.(/_;)」 なんと今日の夕飯は、昨日の残りのスパゲティだった・・・。^^; だから私は怒ってなかったのに・・・。 長ーくなりましたが、兄妹のバランス、皆さんどうしてますか?ご意見をお聞かせください♪よろしくお願いします。m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 1, 2006 08:46:43 AM
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