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カテゴリ:津軽
今日から津軽の夏祭り、弘前ねぷたまつり、始まりました。 なぜ弘前が付くのか、青森市にはねぶた、黒石市や津軽市、平川市、むつ市、五所川原市 他多数の町村に ねぶたやねぷた、濁点と半濁点の違いです、形や囃子他、細かい所は皆別物、別文化ほど違います。 他所はテレビ以外見たことが無いのでコメント出来ませんが、大きな違いは形から、 弘前は扇型と組ねぷた、下に額と言う小さな絵をはめ込んだ四角な部分に開きと言う台形を逆さにして牡丹を沢山描いてあります。牡丹は津軽藩の御紋だったかな? その上に扇、又人形が乗っかります、人形には周囲に高覧って手摺?みたいなのと扇と同じように見送り絵(美人画や幽霊、竹林に寅、生首など)美人とおどろおどろしい絵など、美術的にも高度なものです。 お囃子も市町村で違いますが、近年正調を名乗る市町村が多い中で弘前は地区や団体で 微妙に違いが有って、熱烈なファンはどこのネプタか音で解かります。 三味線もアドリブの多い津軽、形にとらわれない自由な気質と、反面伝統を重んじる頑固さ このあたりが大きな魅力です。 ともあれ今日は日中に保育園や幼稚園児2000人のちびっこねぷたの運行が行われ、 30℃近い気温の中を行進、歩道には早くからゴザやシートをガムテープで止めて見物の 場所確保の人達、それにしても過去最大の70台以上になった出陣って何故?って思います。 弘前は企業での参加は少なく、近年の地方の景気により企業ねぷたは数台、皆地区や ○○会みたいな同好会が増えて、少ない予算を皆の熱意で出陣してるらしいのです。 多分フリーターや労働時間減少、不就労者の増加が参加者を増やしてる要因なのかも知れません。手作り、手弁当、仕事を犠牲に製作から運行まで、弘前の熱気の源ですが少しだけ 社会不安の種にも、、、昔の先人が物のない時代から続けた魂がDNAに皆残ってる? 今日は初日で仕事もバタバタ、運行も最後尾の出発が22:00頃になりました 皆終わって地元に帰れば何時?それから乾杯したら終わるのは でもって帰りのネプタをコンパクトデジで数枚、ちゃんと止ってました、明日からは1眼と 三脚、ストロボ持参で出かけます。 それにしても何と人の多かった事か?主催者発表が楽しみです? これは帰りの運搬用に折りたたんだ姿です。 明日は携帯でも中継画像が見れると思います詳しくは ねぷたがり屋こちらで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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