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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:大学時代の想い
職場の昼休み。
メールソフトの受信箱にたまりにたまったメールを 整理していたら、 大学時代のバンド仲間のメールに気付きました。 「もう一度バンドができないだろうか?」 そう連絡をくれた彼からのメール。 半月も前に届いたものでした。 後輩たちからの業務連絡メールが受信箱に山とたまる中で、 ついうっかり見落としていたのでした。 「このトシになって演奏しても似合うと思う曲を 選んでください」 と書かれたその下に、 あの頃彼が作ったオリジナル曲の名前が 何曲も書き連ねてありました。 タイトルを見るだけで 自分が弾いていたキーボードのフレーズが 今でもすぐに思い出せる。 そんな懐かしい曲たちばかりでした。 半月も放っておいて、彼は怒っているだろうか。 「やはりげそは忙しいのか」と 見切り発車でほかのメンバーと一緒に バンドのプロジェクトを動かしているだろうか。 間に合うなら加わりたい。 でも…… 職場で自分の置かれた状況を冷静に振り返ってみる。 まだ仕事をしているパートナーの先輩に 心でわびながら、先に帰宅。 そろって夕飯を食べ損じてしまい、 帰りがけにコンビニに立ち寄り いかにも売れ残り風(時間が時間だもんね)の お弁当を買って家に着いたのが 午前1時半過ぎ。 いつの間にか仕切り役にまつられてしまった今、 夢の世界に遊ぶなんてことは とてもできそうもない……。 そんな時にふと思い出したのが この曲の一節でした。 シカタナイ シカタナイ そんな言葉を 覚えるために 生まれてきたの (詞・曲 中島みゆき) 音楽についてだけじゃないかもしれない。 一つ年を取るごとに もしかしたら自分は シカタナイという言葉をつぶやくことに 慣れてしまってはいないだろうか? やっぱり、無理なことかもしれない。 でも明日、職場に着いたら、 昼休みに先輩や後輩たちの目を盗んで 思い切って返信を出してみよう。 もう手遅れだとしても、いいじゃないか。 「気がつかなかった、ごめんなさい」と謝って 彼が作った 私が大好きだったあの曲たちの名前を メールに書いて送り返してみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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