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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:大学時代の想い
例のバンド仲間からメールが帰ってきました。
返信が半月も遅れたことを気にしないでくれたようで、 少しほっとしました。 「新曲に挑戦したいけど、自分も忙しいので難しい」 とのことでした。 気持ちはよく分かりました。 私だって学生時代、ひまさえあれば曲づくりを考えていたのに、 今はたぶん、書こうと思っても書けないだろう。 これが「大人になることの悔しさ」なんだろうか……。 でも、正直なことを言えば、 今彼らとステージに立つなら、新しいものより 一緒にバンドをやっていた頃の曲を演ってみたい。 あの頃の気持ちに戻ってみたい。 彼の挙げたラインナップのうち6曲を選んでメールしたのですが、 一番演りたいと思っていた曲が同じだったことに、 かすかに胸が熱くなるのを覚えました。 もちろん、ことここに及んでも、 ライブが実現するかはわかりません。 メンバーは集まるのか。 集まらなかったとして、DTMで補う余裕はあるのか。 何より、自分の仕事は破綻しないだろうか。 今でも破綻しそうだし……。 あまりにも安直だけど、やっぱりこんな気持ちの時には 自分に向けてこう歌ってやりたくなります。 あなたの夢をあきらめないで 熱く生きる瞳が好きだわ 負けないように 悔やまぬように あなたらしく輝いてね (詞・曲 岡村孝子) ……こういう曲調のバンドじゃないんだけどね(爆) 私の記憶に間違いがなければ、 この曲は、ちょうどこのバンドで活動していたころに 流行っていたように思います。 「夢をあきらめて」この仕事を選んだような気がしていたから、 それで心に残ったのかもしれません。 幸いなことに 良き「友達」や「恩師」に恵まれて 今はこの仕事にも、時にうちひしがれながらも夢をみることができます。 でもやっぱり「あの頃の夢」というのは、また格別なんだな。 この先この話がどういう展開をたどろうとも、 たとえ実現せずに終わろうとも、 私は いつの間にか忘れていたあの熱い思いを こうして思い返すことができたことを 幸せに感じているし、 ずっと大事にしていきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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