|
テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:フィリピンへの想い
連休を「ほぼ」暦通りに休めているにもかかわらず、
体調がなかなか元に戻りません。 どうしてなんだろうな。仕事に行っているときの方が、 疲れていてもまだ何とか体が持つのに、 もう何日も? 休んでいるのに体が動かないなんて。 せっかくの良い天気がもったいない。 それでも、連休に入ってうれしいことは、 翌日の仕事を気にせずだんなと電話ができるということかなあ。 そのだんなが気になることを言ってました。 同僚の知人が最近、くも膜下出血で突然亡くなったというのです。 だんなよりは少し年上なのだそうですが、 「人ごととは思えないなあ」 しみじみとそう言っていました。 さて「極光」です。 これで「オーロラ」と読みます。 さだまさしの歌というのは、3コーラスくらいかけて 短編小説のようなストーリーを持った歌詞が 結構多いのですが (「親父の一番長い日」なんかそうですね……長すぎるけど) これもそういう歌。 主人公の女性が何となく「雨やどり」の彼女とだぶります。 ちょっと三枚目ふうでユーモアのある彼女が 一本気でせっかちだけど人のいい(と、私は勝手に思っている) 「あなた」と出会い、そして結婚…… コミカルな展開が、ほんとに「雨やどり」みたい。 1コーラスの最後は必ずこのせりふで終わります。 あなたを愛して気づいた どんどん先に歩いて 行ってしまうあなたを 追いかけるのは大変だわ (詞・曲 さだまさし) まさか3番で「あなた」が死んでしまうとは思わなかった。 彼は唐突に主人公の彼女にプロポーズしたかと思えば 仕事をさっさと辞めてカメラマンに転身。 単身アラスカに渡り、オーロラの撮影に夢中になる。 そして 撮影中に不慮の事故に遭う…… オーロラに愛されて オーロラになってしまった そして彼女は こんな悲しい目にあっても 最後はこの言葉でしめるのです。 何事もなかったように。 どんどん先に歩いて行ってしまうあなたを 追いかけるのは大変だわ 高校時代に初めて聞いた時は、 「かなしい歌だなあ……」 なんて、通り一遍の感想しか持っていなかった気がします。 でも、今こうしてストーリーを追いかけてみて たまらない胸の苦しさを感じます。 いくら仕事とはいえ、 だんなを一人ぼっちで海外に送り出してしまった。 もしも私たちに同じ運命が訪れたら…… 歌の中の彼女は 「あなたを追いかけるのは大変だわ」 なんて笑顔で語れるようになるまでに 一体どれだけ 泣いて 泣いて 泣き明かしたのだろう。 「秋にはこの勤務も終わると思うよ」 だんなは笑顔で(←たぶんね)そう語るけど、 私には秋は遠すぎます。 せめてくも膜下出血で倒れたりしないよう、 仕事にのめり込みすぎたりしないでほしいと 切に祈っています。 *えつひろ3904さん リクエストありがとうでした。 遅くなってしまい、ましてや極めて個人的なねたになってしまい、 どうもごめんなさい(-"-;) *今この日記の一番上の 「今も心に残っている歌」ってところを見たら (1000)って番号がついてるんだけど…… これって「今も心に……」が1000曲目になったってことかな? これも一種のキリ番?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[フィリピンへの想い] カテゴリの最新記事
|
|