「慎吾ママのおはロック」 ~慎吾ママ(その2)
この曲の中国語(広東語か?)バージョンを探して台北市街をさまよった私とだんなさん。七転八倒の末、CD屋さんの若い店員さんが「もしかしたら……」店員さんは何も言いませんでした。その代わりに 遠慮がちに右手を上げて小さなこぶしを作り……パッと開いてみせたのでした。「コレでしょうか?」(←と中国語で言ったんだと思う)私もだんなも目が点になりました。それは紛れもなく、当時の日本人なら知らない者はいない(爆)と言われた「おっはー」ポーズだったのでした!「おっはー」は世界のことばだったんだっ!!……って何のこっちゃ(-"-;)そうです。私たちは中国語バージョンを探すあまり「日本語の歌詞など当然訳されていて通じない」と思いこんでいたのですが、よくよく考えれば、台湾のこの親日的雰囲気……というか、日本のCDがあふれかえっている空気を考えれば、「おはロック」なんて当然日本語バージョンのままで入っていたわけだね。やっとのことで店員さんに持ってきてもらったそのCDにはちゃんと「日本で流行っている『おはロック』の中国語版」(漢字を見る限りそんなふうな内容だと思う……)と書かれていたのでした。例によって私は幸せな気持ちでおはロックと いまはやりの中国のCDを山と買い込んでホテルに戻ったのでした(^^)ちなみに 中国語の題は「起床歌」。「おはロック」が「朝起きたら元気にあいさつしようよぉ♪」というあたりをテーマにしている(と思う)のに対し中国語バージョンは「早起きしようよ♪」ってな感じの歌になってるようです。サビにあたる「ママとパパ お兄さん お姉さんおじいちゃん おばあちゃん お隣さんも」(詞・曲 小西康陽)の部分、中国語バージョンでは「ママとパパ お兄さん お姉さん おとーと いもーと みんな一緒に」……登場人物が微妙に違うけど、ほぼ直訳です。一番驚いたのが「おっはー」を連呼する歌詞に 最後の1カ所だけ英語の「all pass」を当てていたこと。確かに「おっはー」と聞こえる(笑)訳詞のこんな遊び心にちょっと感心しました。そして私はこれを機会に中国語の勉強を始めることになるのです(爆)「えっ? 韓国語もやってるのに?」と思われる皆さんもいるだろうけど、実話です♪韓国語はややさぼり気味だけど、中国語はいま中検4級までとって、年度内の3級合格をめざしてるんだよ(^^)